きっかけは、女優のアリッサ・ミラノさん。10月15日、被害を受けたことのある女性たちに「Me Too(私も)」と声を上げるよう、Twitterで呼びかけています。
Me too。
友人が提案しました。「セクハラや性的暴行を受けてきた全ての女性たちが『私も。』と投稿すれば、人々に問題の深刻さを知ってもらえるかもしれません」
ミラノさんは、BuzzFeed Newsへの声明文で、「性的暴行がいかに蔓延しているか、目を向けてもらうのにパワフルな方法だと思いました」と説明しています。
「私も(#MeToo)」とリプライするだけでもいい、と呼びかけたところ、4万4000以上の返事が返ってきたそうです。
レディー・ガガさんやパトリシア・アークエットさん、シェリル・クロウさん、ビョークさんなどが賛同しています。
また、『アグリー・ベティ』のベティ役で知られるアメリカ・フェレーラさんは、自身の体験を告白し、「女性のみなさん。次世代の女の子たちが、こんなことを耐えなくてもいいように、沈黙を破りましょう」と訴えています。
このツイートに反応している誰もが、「団結して立ち上がりたい」という気持ちで関わっているとミラノさんは話します。
世界中で「#MeToo(私も)」と投稿されていることが、セクハラや性的暴行の深刻さを物語っています。
俳優でゲイのハビエル・ムニョスさんも証言しています。
そして日本でも、セクハラと性的暴行の被害体験を告白している人たちがいます。
性的被害について語る難しさを伝えている人も。
たくさん投稿されているセクハラや性的暴行の証言ツイートを読んだ人たちが、さまざまな想いを寄せています。
「ここから変化が始まる感じがする」。そう話す人もいます。
#MeTooを受けて、男性たちも動き始めるなど、変化が起きています。
「#HowIWillChange(私はこう変わる)」。性的被害をなくすために、なにができるかツイートで呼びかけ合っています。
みなさんは、何ができますか?
(サムネ:iStock / Getty Images Plus)