イマドキのモナ・リザ 日本人グラフィックデザイナーのアートが海外で話題

    海外で「クラシック絵画の人物がヒップスターになったら」と紹介され、人気を呼んでいるInstagramのアカウントがあります。

    モナ・リザやゴッホなど、一度はどこかで見たことのある絵画の人物が現代テイストにコラージュされているアート作品が、海外で話題になっています。

    手がけているのは、広告代理店のグラフィックデザイナー高岡周策さん(40)。

    Instagramに投稿されている作品たちは、海外で「クラシック絵画の人物がヒップスターになったら」「イマドキのモナ・リザ」と紹介され、人気を呼んでいます。

    高岡さんはコラージュ作品を始めたきっかけについて、こう説明します。

    「クライアントの意向が優先されたり、制作する上でたくさんの制限がある仕事なので、100%自分の作品とは言えないものです」

    「広告デザインの仕事も大好きなのですが、何も制限されない、自由なもの作りをしたいと思い、Instagramでコラージュ作品を作り始めました」

    インスピレーションは「生活のすべて」やInstagramから。

    「完全に自己満足の世界で、自由に気楽に作品制作を楽しんでいます」と語ります。

    「映画や本、テレビや雑誌、友人との会話、街で見た光景など、たくさんのものに刺激を受けています。その中で自分の中にたまった『おもしろいもの』を吐き出している感じです」

    「また、私と同じようにInstagramでアート作品を発表している方々の投稿はとてもおもしろく、刺激をもらってます」

    モナ・リザやゴッホ以外にも、さまざまな時代の絵画や映画を使ってコラージュアートを制作している高岡さん。

    ここでは、葛飾北斎から『タイタニック』までの作品を、いくつか紹介します。

    寝室でホームアローン

    真珠の耳飾りのマチルダ

    自撮りをするアインシュタイン

    牛乳を注ぐバリスタ

    スーパー北斎ヤ人

    Mr. ビーンの休日

    高岡さんの作品は残念ながら購入することはできませんが、定期的に新しい作品をInstagram(@shusaku1977)に投稿しています。ぜひチェックを!