ZOZOTOWNの前澤氏がオークションで新記録 バスキアの作品を過去最高額123億円で

    前澤氏は、公益財団法人現代芸術振興財団の会長を務め、現代アートコレクターとしても知られている。

    5月18日(現地時間)、ニューヨークで行われた競売大手サザビーズのオークションで、『ZOZOTOWN』などを運営する株式会社スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏がジャン=ミシェル・バスキアの作品を1億1050万ドル(約123億円)で落札したことがわかった。

    作品は1982年の「Untitled」。2013年に落札されたアンディ・ウォーホルの作品「銀色の車の事故〈二重の災禍〉」の1億500万ドルを超え、オークションで競売されたアメリカ人画家の作品の中で過去最高額となった。

    公益財団法人現代芸術振興財団の会長を務め、現代アートコレクターとしても知られている前澤氏。

    2016年にもジャン=ミシェル・バスキア作「Untitled」を約62.4億円で落札している。10分の競売で、前澤氏が自身でバスキア作品の過去最高額を更新した。

    前澤氏はサザビーズに「いつか地元の千葉の美術館で最も重要な作品になる。だけどその前に、30年以上も公開されていなかったこの作品を世界中の施設や展示会に貸したい」とコメントしている。

    前澤氏はTwitterやInstagramに、落札についてこのようなコメントをしている。

    バスキア落札しました。アートを好きになってよかった。このペインティングをはじめて見た時、心からそう思いました。みなさんにも見てもらえる機会を作れたらいいなと思っています。バスキアありがとう! #jeanmichelbasquiat

    前澤氏はForbes JAPANの「日本長者番付 2017」で資産額3330億円と第14位に選ばれている。