青森県では一家に1本あると言われている「スタミナ源たれ」って知ってますか?
実際にアンケートで集まった主な声がこちら。
おいしさの秘密は、原料の約半分に生野菜を使っていることにアリ。
でもどうして青森県でこんなにも愛されているんだろう🤔? その秘密を探るべく「スタミナ源たれ」を販売する上北農産加工株式会社の担当者に話を聞きました!
ーー「スタミナ源たれ」は青森県では一家に1本あると言われていますが、実際の県内でのシェア率を教えてください!
公式のデータはありませんが、当社・販売店などのデータから青森県では70%以上のシェアがあるのは間違いないと考えています。
ーー原料には、青森県産のリンゴや大豆・小麦を使用した醤油などを使っていますよね。青森の農産物にこだわっているのでしょうか?
もともと当社は羊毛を生産する農業協同組合としてスタートし、青森県の農業振興を最大の事業目的にしてきました。そのため原料には、青森県内産のものを優先して使うようにしています。結果として、青森県内の生産者さんの収入アップに寄与しながら、同業他社のタレとは一味も二味も異なる野菜の風味が生きたおいしいタレを生産できています。
ーーもともとは羊毛を生産していたんですね。どういった経緯で、タレを製造するようになったんですか?
羊毛を生産する事業をしていた昭和20年〜30年代は、肉がなかなか手に入らない時代だったので組合員たちは羊毛用の羊を飼育して食していました。その羊肉の臭みをやわらげて、おいしく食べられるような調味料がほしいという要望を組合員からいただいて…。そこで生まれたのが「スタミナ源たれ」だったんです。