2018年シーズン、横浜DeNAベイスターズは惜しくも4位にとどまり、クライマックスシリーズ進出を逃しました。
かつてはガラガラで有名だった本拠地、横浜スタジアム。しかし、2011年オフにDeNAが球団の親会社となってから、ぐんぐんと来場客を伸ばし、2011年、年間110万人、稼働率50.4%だったのが、2018年シーズンは年間202万人、稼働率97.4%にまでなりました。
97.4%ということは、「毎試合ほぼ満席」。そう、ハマスタはプロ野球界、屈指の「チケットが取れないスタジアム」になったのです。しかし、ここで良いニュースが。2020年東京五輪の会場となったこともあり、大会までに合計6000席の増築が決まりました。
バックネット裏に個室を含むテラス席を、そしてライト、レフト両翼に追加のスタンドを設けることになったのです。
そして11月15日…やってきました、工事中の横浜スタジアムに!
2019シーズンから追加される、テラス席(500席)と、ライト側の追加スタンド(3500席)に行ってきました。
まずはテラス屋上から。真上から見下ろすような感じですね。VIP用のお高い席になりそうなので、この景色にお目にかかるのはこれが最後かも。
高さはこの地域に建てられる上限の31メートル。照明の位置で、高いことがわかりますね。
テラス屋上からのパノラマ。ランドマークタワーもバッチリです。
屋上テラスから一塁側スタンドを眺めます。高さが実感できるでしょうか。
屋上テラスからの眺めは抜群。夜景もキレイなはずです。
続いて、ライトスタンドへと向かいます。下から見るとデカさがわかりますね。階段で登るのしんどい。完成時には、エレベーターがつくようです。
こちらはスタンド上部。左の青い壁はこれまでの最上段フェンスにあたる場所です。
西日が直撃なので、ライトスタンド側でデーゲームを見るときはサングラスを持ってくるのをお勧めします😎
最上段からの眺めはこんな感じ。ポールより高い場所になります。ファールかホームランか、きわどい当たりも目で見てわかりそう。バックネットには、先ほどいたテラス席が工事しているのが見えます。
この工事により、2019シーズンにはこれまでより4000席多い、33000席へ、そしてオリンピックが開かれる2020年には36000席へと拡大します。ところで、チケットは取りやすくなるのでしょうか。
「今の状況よりは、よくなると思います!」(球団広報の河村康博さん)
とのことでした。今から来シーズンの開幕が、待ちきれませんね。