恵比寿の高級ランチ、1回飲みに行くのを我慢して食べる価値がありました

    恵比寿でランチ。ここ「Kinoe」では、1回飲みにいったと思えば、って値段でめちゃくちゃリッチな体験ができますよ。

    恵比寿のランチで、オススメしたい店があります。JR恵比寿駅西口を出て左に向かい、線路沿いの坂を登って5分あまり。瀟洒なマンションの中にそのお店はあります。

    Daichi Ito / BuzzFeed

    エレベーターで4階へ。「Kinoe」さんです。

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    ここKinoeは、旬の日本の素材を活かすのが特徴のレストラン。一休ではイタリアンと分類されていますが、お店の方曰く、「ジャンルはないですね」とのこと。今日は一回飲みに行ったと思って、ちょっと高いけど思い切って、6890円のシェフおまかせ6皿コースを頼んでみました。たまにはいいよね。

    まずは飲み物。いきなり季節感に襲われる。

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    一杯だけ飲んじゃおうかな、ということで別料金の食前酒を頼んじゃいます。おすすめの季節の果物のカクテルを頼んでみました。グレープフルーツを手絞りして作ったという一品です。

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    グラスいっぱいに果肉が浮かんでいます。ぎゅっと酸味と苦味が効いた味はさっぱりしていて夏にぴったり。アルコール感もそれほど強くないので昼からでも行けちゃいます。

    オープニングは冷製スープ。あまーくてまるでお菓子のよう。

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    最初に出てきたのはスープです。トウモロコシの冷製ポタージュ。凝縮された甘みに、オリーブオイルの香りがアクセント。お菓子を食べているかのような感覚です。

    一皿目は鮮魚と生野菜。

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    野菜はすべて有機野菜。千葉県印西市の柴海農園さんのもの。農薬も化学肥料も使っていないそうです。鮮魚は小田原産のアジ、長崎産のマグロとマダイ。ドレッシングはお酢の効いたさっぱりとしたイタリアン風です。ザク切り気味の野菜はどれもとにかく味が濃くて驚きます。主張が強いのに、全体としてまとまっています。

    はい、パンきた〜〜〜。

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    ここでガーリックパンの登場。外はパリッと、中はふっくら。夜ならこれだけで白ワインがガブガブ行けちゃいますね。

    2皿目はまさかの、アナゴの白焼き。

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    横浜の金沢八景で獲れたアナゴをふっくらと蒸して白焼きに。それを受け止めるのはアサリと枝豆、トウモロコシのあっさり塩味スープです。薬味にはミョウガ。ここでも夏!な季節感が強調されています。

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    パリッと熱々のアナゴに、冷やしたスープの組み合わせが、まるでつけ麺のようで新鮮。すみません例えが貧弱で。塩味は控えめで素材の旨味がダイレクトに伝わってきます。和食のような繊細さで、これ、日本酒も合うんじゃないかな、と思って聞いてみたのですが、日本酒はないそうです。

    3皿目。フグの白子のお通りだーーー

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    石川県産のマフグの白子をパリッと焼き上げ、ごぼうのリゾットの上に乗せた一品。ソースはマダイのダシに、生クリームと白ワインを加えたもの。さっぱり目が続いてきたところに白子。本気出してきました。

    とろーりとした白子が、しゃっきり仕上がったご飯とごぼうを優しく包みます。幸福をカタチにしたものが今ここにある。そう断言できる瞬間です。

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    白子の濃厚なまったりさに全てが持ってかれそうになりますが、すんでのところでシャッキリした食感のゴボウとリゾットが反撃し、美しいまでの均衡を保つ。見事な名勝負が皿の中で繰り広げられています。美味いと言ったら食レポは終わりですがあえて言います。これは美味い。

    4皿目も炭水化物。今度はカラスミ先生がいらっしゃった。

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    ついにパスタ登場。カラスミのパスタです。

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    上に乗っているスライスされたカラスミは一昨年の2年もの。粉になっているカラスミは去年仕込まれた1年もの。2年ものはねっとりとした旨味、1年ものはもっとサラリとした食感で、違った個性が楽しめます。

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    パスタの味は、カラスミの塩気と旨味を生かすためにシンプル。まるで「カラスミの素パスタ」とでも呼びたい一皿です。日本のカラスミだって、パルミジャーノ・レッジャーノに負けてないぞ!

    そしてメインの…肉!

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    素材は北海道・十勝の赤牛を2〜3週間熟成させたもの。わずかにサシの入ったイチボをゆっくり火入れしたローストです。

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    フレーク状になった塩は、イギリス東部、エセックス地方のマルドン産のもの。肉に乗せて頬張ると、肉汁に溶け合ってまろやかな味わいに。脂と赤身の旨味が絶妙のバランスで脳髄を襲ってきます。

    たぶん、これだけで5皿食べれるな。

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    メインを食べ終わるまでおよそ1時間。至福のときは流れてそしてデザートへと移ります。

    選べるデザートが選べない!!!!!!

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    この日のデザートは7種類からチョイス。上の2つは焼きたて、ということなので「リンゴとアーモンドの温かいケーキとキャラメルアイス」をセレクトしてみました。しかしこんだけあると悩んで選べないな。

    幸福の茶色の三重奏。

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    ホームメイド感のあるアッツアツのリンゴケーキ、そしてキャラメルアイスクリーム、その上からさらにキャラメルソース。熱々とヒンヤリの二大勢力のぶつかり合いに、茶色な味覚の三重奏。こちらはガツンと甘く、満足感があります。

    仕上げはエスプレッソで。

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    食後の飲み物も選べますが、この日はエスプレッソ。甘みも脂も全てを流して、口の中がスッキリ。ごちそうさまでした!

    素材を吟味し、それをしっかりと活かす創造性に圧倒されました。素材や季節を大事にするこういうお店こそ、「おまかせ」をオススメしたいですね。

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    Kinoe

    住所

    東京都渋谷区恵比寿南1-18-9 TimeZoneヒルトップビル4F

    営業時間

    【平日】

    昼 12:00 ~ 15:00(13:30)

    夜 18:00 ~ 22:30(20:30)

    【土日祝】

    昼 11:30 ~ 15:30(14:00)

    夜 18:00 ~ 22:30(20:30)

    ※()内の時間はラストオーダーの時間です。