せっかくレストランを予約したのに、行けなくなってしまった…。そんなとき、「キャンセル料」を請求されたことがあるかもしれません。
TikTokで約4万人のフォロワーをかかえるレイチェルさんは、高額なキャンセル料を請求された経験を、動画で語っています。
首都ワシントンD.C.にある、ミシュラン獲得のレストランなどで勤務経験をもつというイマーニさん。
レストラン側がキャンセル料を請求する理由を、次のように説明します。
「たとえば、1件目の予約が18時で、2件目の予約が20時15分だとします」
「レストラン側が、2件目の予約をその時間に設定しているのは、ディナーの時間だけでなく、テーブルの片付けと、次の予約までの準備の時間を含めているからです。これは、ディナーが2時間と想定した場合です」
「かといって、レストランが、突然空いた18時の枠に別のお客さんを入れることはないと思います。つまり、20時15分まで、そのテーブルを使うことはないわけです」
それはなぜか。イマーニさんはこのように話します。
加えてイマーニさんは、キャンセル料を請求せずに、別日に予約をずらすことすら、レストランにとっては難しいと説明します。
視聴者からは、イマーニさんの説明に理解を示すコメントが送られました。
💬「10年間、きちんとしたレストランで働いてきました。キャンセルした場合、キャンセル料を請求すると言っているのに、いざ請求されると驚くお客さんがいるのは、意味がわからない」
💬「きちんとした説明をありがとう」
一方、高額なキャンセル料は正当化できないという意見も寄せられています。
💬「キャンセル理由がコロナであることを考えると、この動画は無責任だと思う。感染しても予約をキャンセルせず、ディナーに行ったほうがいいとなったら、スタッフやほかのお客さんが感染する可能性も出てしまうから」
💬「レストラン側の事情はわかった。でも、ニューヨーク市では、予約がキャンセルされて空席が出ても、すぐに埋まるはずです。つまり、キャンセル料を請求するレストランは、ほかのお客さんを入れて、倍のもうけを出していると思います」
BuzzFeedは、イマーニさんに話を聞きました🎤
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子