育児漫画に「泣いた…」の声。心がポキッと折れてしまった方に試してほしい習慣があります。

    「私も幸せな気持ちでその日を終わることができるようになりました」

    「あったかいお母さんでいたい」

    子育てに日々奮闘中のママさんが描いた育児漫画があります。

    育児漫画を投稿したのは、コロナ禍での妊娠・出産を経験し、現在は1歳の息子さんがいるみや子さん(@miyakokko61)です。

    なかなか思い通りにいかない子育てを明るく前向きに楽しめるよう普段から頑張っているのだといいます。

    日常のちょっとした幸せや息子さんの成長についての育児漫画を主に投稿しています。

    今回は、みや子さんが「寝る前に子どもと触れ合う大切さ」を描いた漫画をご紹介します。

    「私は息子にイライラすることがあまりありません イライラだけは」

    みや子さんは、息子さんを叱るときには、「ちゃんと目をみて」「雰囲気を大切に」することを心がけています。

    息子さんも叱られていることが分かるのか、みや子さんから目をそらしてしまうことも…。

    みや子さん自身、負の感情を上手く逃すようにしていますが、時々ストレスがピークに達してしまうこともあるのだといいます。

    そんな時には、イライラの感情ではなく、何かが「スッ」と冷める感覚になるのだそう。

    そして、「子育て向いてる…?ちゃんとお母さん…?」と自信を失ってしまい、冷め切った心があたたまるのには時間がかかっていました。

    そんなある日、みや子さんはハグをするとストレス解消になることを思い出し、1日の最後に息子さんと「ふれあって歌うこと」を習慣にしました。

    今までは1人で寂しく反省会をしていたみや子さんですが、その日以来、「大好き」を確認してちゃんと伝えてから眠るようにしたのだといいます。

    明日もあったかいお母さんでいられますようにと願いながら...。

    BuzzFeedは投稿者のみや子さん(@miyakokko61)にお話を聞きました。

    みや子さんが、息子さんを叱る時、どんなことに気をつけているのでしょうか。聞いてみました。

    「危険な場合は大きな声で知らせることもありますが、叱るときは怖がらせるよりも真剣さを伝えることを大切にしています」

    「本当にやめてほしいことは必ず目線を合わせて伝えています」

    「相手は1歳児なのに私もついつい口うるさくなってしまうのですが、その場で簡潔に短時間で済ませるように心がけています」

    落ち着いて声がけすることを大切にしていますが、周囲の人から「よくイライラ我慢できるね!ちゃんとお母さんしてる!」と声をかけられることもあり、複雑な気持ちになるのだといいます。

    「息子へはイライラよりも『もういいや』と冷めてしまうタイプなので、それを理解してもらえなかったのはとても悲しかったです」

    「なにより感情をコントロールしようと努力しているつもりなのに『向いてる』という言葉で片付けられてしまったのはモヤモヤしてしまいました」

    マタギが見れるいい季節になりましたね❄️#育児イラスト #育児絵日記

    Twitter: @miyakokko61

    こうしたモヤモヤを抱えていましたが、夜寝る前に毎日息子さんと「手遊び」をして触れ合う時間をとるようになりました。その結果、普段の育児が少しだけ変わったのだといいます。

    「夫が多忙でワンオペの日が多く、投げやりに育児をこなしているなと寝る前にひとり反省することが多かったです」

    「ですが、向き合う時間を取ることで、大好きな息子の笑顔を見て私も幸せな気持ちでその日を終わることができるようになりました」

    夜寝る前に手遊びをして触れ合う習慣は、みや子さんだけでなく息子さんにもいい変化をもたらしたのだそう。

    「息子も手遊び歌が大好きになり、時々自分から歌ったり踊ったりするようになりました。毎日見てると日々上達してるのが分かってとても嬉しくなります」

    今回の漫画には「(心が)ポキっとなるの分かりすぎます」や「漫画見て泣いた…」と共感する声が多く寄せられました。

    こうした反響を受け、感じたことを尋ねました。

    「日々の忙しさで子どもと向き合うことを忘れてしまうのは私だけではないんだなと思いました」

    「運ぶためや機嫌をとるための抱っこではなく、ただただ子どもを抱きしめる時間をつくる大切さをより再確認できました」