ゲームの世界の家が、画面から飛び出してきた….っ!?
紙と磁石で作られたマイクラの家が話題です。
ブロックを設置して、冒険や建築などを楽しめるゲーム「マインクラフト」が大好きな神近さん(@t_kamichika)がTwitterに作品を投稿したところ、2万回以上リツイートされ、15万を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では、「すげええええ」「買いたい」「so cool!」と国内外から大きな反響が寄せられています。
「紙と磁石で家を建てました」
動画は、木材のブロックを斧で切り分けるところから始まります。
ドアから室内のベッドや家具へ、そして壁や屋根へ――とどんどん組み上げられていきます。このスムーズさ、見ていて気持ちいい….!
最後は完成した「家」がポンと置かれて建築完了!
この動画に登場したブロック、実は全て手作り。
まるでゲームの世界から飛び出してきたかのようなお家です。
BuzzFeedは投稿者の神近さんにお話を聞きました。
「マインクラフト」が大好きな神近さん。
とにかくマインクラフトが好きな気持ちから「何か作れないか?」と考えていたところ、紙で作ることを思いついたのだといいます。
神近さんは、紙と磁石で作る「紙マイクラ」を始めた頃から、いつか大きな建物を制作することを目標にしていました。
約1500個のブロックで作られた「前哨基地」に続き、屋根やドアなどをしっかりと作り込む「村人の家」を制作しました。
「紙マイクラ」で仕上げた家。こだわりのポイントは?
下の土台まで含めると、家一軒を建てるのに、330ブロックほど使用しているといいます。
もちろん小さなブロックに至るまで全てが手作り。
総制作時間は、2週間ほどだといいます。
神近さんのあらゆるこだわりと職人技がつまった「村人の家」、特にこだわりの部分を聞いてみました。
「一番こだわったポイントはドアです。ゲームと同じ動きで開閉できるように、磁石の配置や磁力の強さなどを何度も試しました」
動画の編集の仕方にもこだわりが…。
「マインクラフトを現実で遊んでいる雰囲気を伝えたかったので、効果音やブロックの置き方などをこだわっています」
確かに動画の中では、ブロックを置くたびに「ポトッ」と心地よい音がしていて、実際のマイクラのワンシーンのよう。
現実でマインクラフトの世界が楽しめるなんて最高すぎる…!
作品には、国内外からたくさんの反響が寄せられ、神近さんは特に海外からの反響の大きさに驚いたといいます。
「市販品だと思ったのか、『これはどこで買えるのか?』と様々な言語で多く寄せられました」
たしかに市販かと思ってしまうほどの完成度で思わずほしくなっちゃいますね…!
「紙マイクラ」の魅力って?
建物以外にも、マイクラに登場するラクダなど、さまざまな「紙マイクラ」作品を生み出してきた神近さんに、その魅力を聞きました。
「作った作品を組みなおして他の作品に生まれ変わらせることが出来るのが一番の魅力です」
「材料が身近な紙であることも気に入っています。あまりお金がかからないので試作や量産も気兼ねなくどんどん作れます」
これまで作ったブロックは全部で5000個を超え、大きな作品を生み出すことができるようになってきたといいます。
神近さんのこだわりがつまった「紙マイクラ」、これからどんな作品が生まれていくか楽しみです〜!