【442年ぶり】珍しすぎる「皆既月食×天王星食」を見逃すな!何時から?ピークはいつ?

    これを逃したら次は322年後…!? バッチリ見るためにチェックしておこうっと✏️

    今日、11月8日は「皆既月食」が見られる貴重なチャンス🌕

    夕方から夜にかけ、日本全国で部分食の始まり(月の欠け始め)から部分食の終わり(月の欠け終わり)までを見ることができるのです。

    加えて今回は、さらに珍しい「天王星食」も同時に楽しむことができます。

    何時から始まる? いつまで楽しめる?

    国立天文台が発表している情報を基にまとめました。

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    youtube.com

    国立天文台による解説動画

    激レアな「皆既月食×天王星食」ってなに?

    今夜は皆既月食に加え、月が天王星を隠す「天王星食」も観測できます(小笠原諸島を除く)。

    皆既食中に惑星食が起こるのは大変珍しく、なんと1580 年7月26日の土星食以来、442年ぶりにみられるのだそう。

    月食中の月の位置(東京の星空)

    ちなみに次回は、2344年7月26日に起こる土星食とのことなので、322年後!

    今回を逃したら次はないですよ〜〜!

    いつから始まるの?

    部分月食の始まる時刻は、日本全国どの場所でも変わらず、「18時9分」です。

    場所によって月の高度や方位は異なっても、月食の始まる時刻や食の最大時刻には、どこでも同じす。

    日本全国どこでも同じ時間に同じ現象がみれるのは、なんだかロマンチックな感じもします…。

    • 部分月食の始まり 18時9分
    • 皆既食の始まり  19時16分
    • 食の最大     19時59分
    • 皆既食の終わり  20時42分
    • 部分食の終わり  21時49分

    対して、天王星食が起こる時間は、地域によって異なりますのでご注意を!

    天王星食(各地の予報)

    より詳しく自分の地域で何時に起こるか知りたい場合には、国立天文台暦計算室の「惑星食各地予報」で計算することができます。

    天王星は、空が十分に暗い場所で視力のいい人が見てやっと見えるほどの明るさ。

    皆既月食によって月が暗くなるので、比較的簡単に天王星を観察することができる日でもあるのです👀

    と言っても、肉眼で見るには暗い星。はっきり観察するには双眼鏡や望遠鏡が必要です🙆‍♀️

    赤黒い月がみれちゃう…!

    今回の皆既月食は、「皆既食」と呼ばれるもの。

    皆既月食の中でも、月の一部のみが本影に入っている状態を「部分食」、月全体が本影に入っている状態を「皆既食」と呼びます。

    皆既食中には、月が完全に本影に入り込みますが、真っ暗になって見えなくなるわけではありません。

    「赤銅色」と呼ばれる赤黒い色に見えるのだそう。

    なんだか怪しげな雰囲気の月で気になりますね….。

    「皆既月食×天王星食」を楽しんじゃおう〜!

    今日は全国各地で天気も晴れのところが多いので、激レアな現象が見れそうです🙌

    夕方になったら空を見上げてみて!たのしみだ~!