ある漫画が話題です。
ゆるい漫画や時世を切り取った作品を発表している一秒さん(@ichibyo3)が、プロジェクトリーダーを任された社員が主人公の漫画をTwitterに投稿したところ、100回以上リツイートされ、1400を超える「いいね」が集まりました。
「泣ける😭」「いまは『できる』って言われる側の人間だけど、言える側の人間になりたい」など感動の声が寄せられています。
漫画はプロジェクトリーダーに推薦された夏目が先輩に愚痴をこぼすところから始まります。




BuzzFeedは、作者の一秒さんにお話を聞きました。
この漫画は、コルクとスタンバイが共催している、「#仕事探しはスタンバイ」という漫画賞に応募するために描いた作品だったそうです。
応募テーマは「新しい仕事に挑戦したいと思った瞬間」。
一秒さんはテーマに合わせ、どんな状況になったら挑戦したくなるのか、と考えながらこの漫画を描いたんだとか。

漫画に登場するルミさんの「夏目ならできる」の言葉に惹きつけられちゃいますよね。こんな上司素敵だあ〜!
一秒さんにとっての理想の上司や先輩について尋ねました。
「この漫画に出てくるルミさんのように『好きなようにやらせてくれるけど、きちんと見ていてくれる人』が上司だと安心感があるなあと思います」
わかる…!
誰かのために頑張ろう
この漫画に込めたメッセージについても聞きました。
「仕事をしていると落ち込みもしますが、『誰かのために頑張ろう』と思える人がいるっていいよねという気持ちで描きました」
一秒さん自身、漫画の中の夏目さんのように励まされたことがあるそうです。
「漫画を描いていると自信がなくなることがよくあるのですが、そのたびに夫から『面白いよ』と言ってもらってやる気を回復しています」
身近な人の励ましの大切さが沁みます….。
今回の反響については、こう受け止めています。
「皆仕事で悩んだりしてるんだなあ、と思いました。この作品を読んで励まされたり元気が出た人がいたら嬉しいです」