こんなん泣くわ… 2歳児の「あいがとう」にママが思わず涙した理由

    照れくさくて感謝を上手く伝えられない時期もあれば、一周回って素直に感謝を伝えられる時期もあったなあ。

    「言葉にしてもしなくても」と投稿されたお話がとってもほっこりしたので、ご紹介します。

    育児漫画を投稿したのは、エッセイスト兼コミックライターの星田つまみさん(@Ririshiku_Uruou)です。

    星田さんは2児のお母さん。長男「にぃくん」と次男「おとくん」、2人の日常を描いた「6さい差兄弟日記」等の漫画を投稿しています。

    今回の心温まるお話には、「尊いなぁぁぁ」「とりあえずこれ読んで疲れを癒す」などのコメントが寄せられています。

    「言葉にしてもしなくても」は一体どんな出来事を描いた漫画なのでしょうか?

    晩ご飯の時に、おとくんが突然「とってもおいしいごはん くつってくれて どうも あいがとう」と丁寧な感謝の言葉をくれました。

    驚いておとくんの言葉に一瞬固まった星田さんでしたが、「こちらこそいつもしっかり食べてくれてありがとううう」と泣けてきたといいます。

    それ以来、おとくんはご飯の度に感謝を伝えてくれるようになりました。

    一方のにぃくんは、ご飯を食べながら何か考え事をしている様子。

    ですが、にぃくんにも今のおとくんと同じように、ご飯の度に感謝を伝えてくれた時がありました。

    以前ほど感謝の言葉を口にしなくなったにぃくんですが、「これとこれ おかわりある?」とたくさん食べてくれる様子から、十分気持ちが伝わってくるといいます。

    「言葉で伝えるのが楽しい時期」と「他の楽しみでいっぱいの時期」があるーー。星田さんは、そう感じています。

    何にでも感謝するおとくん。ある時、みかんを持って「みたんつくってくれてあいがと」と言い出した時には、星田さんも思わず内心でツッコミを入れたそうです。

    「それ作ったんは農家さんや」

    2人の様子と星田さんのやりとりに心温まります…😌

    BuzzFeedは投稿者の星田さん(@Ririshiku_Uruou)にお話を聞きました。

    長男の、にぃくんは8歳。

    いつも興味があちこちへ移っていくタイプなんだとか。

    星田さんはいわく、「全然親の話は聞いてくれないけど、弟のことは大好き」とのこと。

    一方の次男、おとくんは2歳です。

    おしゃべりが大好きで、星田家の愛され小悪魔さんです。

    今回の漫画を投稿したきっかけは、次男おとくんが最近たくさんお喋りできるようになったことでした。

    挨拶や感謝の言葉を口にしてくれるようになったことがとても嬉しく、漫画に残そうと決めたのだといいます。

    星田さんは、おとくんが突然すごく丁寧な感謝の言葉をくれた時には、

    「あぁ、感謝の言葉を伝えると相手が喜んでくれる事をちゃんと知ってるんだな」と感動したそう。

    「たぶん、『食事を作った人に感謝する』という行為は、おとくんが通う保育園の先生から教わったものだと思っています。保育園の先生方にはとても感謝しています」

    成長は、周りとの関わりと本人の努力による結果

    にぃくんも、おとくんと同じ2歳頃には、おとくんと同じくらいたくさんの「ありがとう」を星田さんに伝えていました。

    今は、なかなか言葉にはしないにぃくんですが、星田さんはこのにぃくんの変化も成長の結果だと受け止めています。

    「子どもたちの成長はすごく早くて、停滞がないです。できなかった事ができたり、できていた事ができなくなったり、その繰り返しだったりと目まぐるしいです」

    「おとくんができるようになった事の裏には保育園での先生の尽力があり、にぃくんができなくなった事の裏には相手への信頼や、世界の広がりによる興味の多様化があります」

    「どんな変化をとっても、周りとの関わりと本人の努力による結果の成長と思えて、とても嬉しいです」

    「言葉にしてもしなくても」感謝の気持ちは伝わっている、ということだったんですね…。

    星田さんはTwitter以外に、Instagramでも育児漫画等をたくさん投稿しています。

    ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!