「保育園にお世話になってもうすぐ1年、今の気持ちを正直につらつら描いてみました」と投稿された漫画が話題です。
働きながらイラストレーターとしても活動する倉田けいさん(@kurata_kei)がTwitterにとある漫画を投稿したところ、1千回以上リツイートされ、1万を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「うるっときました」「同じ気持ちです」と漫画に共感する声が多く寄せられました。
「仕事中に見かけた親子連れが息子と同じくらいの歳だった」



BuzzFeedは漫画を投稿した倉田けいさん(@kurata_kei)にお話を聞きました。
倉田さんは、働きながらイラストレーターとしても活動しています。妊娠中からずっと息子さんの成長をつづっているのだといいます。
昨年、保育園に通う前は、その後の生活が見えていないためか、漠然とした不安や息子さんと離れることへの寂しさばかりが募っていたそうです。
「1年仕事をしてみて、息子と離れている時間を使って自分のためや社会のためにできることを実感してからは少し考えを整理することができたように思います」
そんな倉田さんですが、迷いや寂しさがなくなったわけではなく、今でも「これでいいのだろうか」と感じることもあるようです。
今回の漫画を投稿した経緯をこう振り返ります。
「こうしたありのままの気持ちを描くことで、改めて自分の選んだ生活と向き合うとともに、同じ状況の方々と何かわかちあうことができればと考え、漫画にまとめました」
「今まさに復職か退職か悩んでいます」
漫画には、倉田さんと同じく働く道を選んだ人だけでなく、育休を延長した人、仕事を退職なさった人など、さまざまな人から反応がありました。
こういった反響について倉田さんはこう受け止めています。
「どの方々からも自分の選択に対して迷いを抱えながらも、前向きに頑張っていきたいという気持ちが伝わってきて、私も勇気づけられました」
