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震災から11年。でも私は忘れない。その想いを福島に届ける方法がある

震災で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りします。あの日を忘れません。

東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故から11年。

福島県が3月1日から、犠牲者の方々にメッセージを添えて献花できる特設サイトを開設しています。

外出を控える中でも、福島に想いを寄せる人々が、追悼や復興の祈念をできる場として昨年度から始めました。

受付期間は2022年3月1日から3月25日の17時まで

特設サイトでは、フリージアやユリなど花言葉が添えられた6種類の中から好きな花を選び、メッセージを添えて献花することができます。

「亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします」「福島の皆さんにたくさんの幸せが訪れますように」「これからどんどん沢山良い事が在りますように!!」とすでに多くの想いを込めたメッセージが寄せられています。

福島県は11日に、東日本大震災の追悼復興祈念式を開きます。

新型コロナ感染症拡大防止の観点から参加者は県内のみに限定し、一般の参列はできませんが、式典後の16時30分から17時30分まで一般献花を受け付けると発表しています。

毎年3月11日には政府が東日本大震災の追悼式を主催してきましたが、震災から10年となった昨年を節目とし、今年は行わない見通しです。

東日本大震災の被害を受けた東北沿岸でも、10年が過ぎたことや費用面、政府主催の追悼式がなくなることを理由に、追悼式を行わず、献花台を設けるとする自治体も出てきています

オンライン献花では、復興への祈りとともに、震災を忘れないと決意する声も寄せられました。

「あの日の恐怖、不安、悲しみ、いつまでも忘れることはありません」

「自分にできるのはこの日をずっと忘れないでいること」

「3.11への思いが、これからも風化せず、でも希望も感じられられる1日になることを祈念します」

〈サムネイル:Getty Images〉