7月21日午後8時、参院選の開票が始まりました。
投票が締め切られる午後8時と同時に、NHKをはじめ報道各社は、参院選の改選124議席のうち、与党が改選過半数の63議席を獲得するのが確実、と伝えました。
各党の本部や事務所には関係者や報道陣が詰めかけ、会場には緊張感が漂っています。
記者が見た、各党の様子は。
BuzzFeed Japan Newsでは、記者がツイッターで随時、様子をレポートしています。
⏰午後7時:開票前
【自民党】
【立憲民主党】
【社民党】
【れいわ新選組】
⏰午後8時:開票開始
NHKをはじめ報道各社が、参院選の改選124議席のうち、与党が改選過半数の63議席を獲得するのが確実、と伝えました。
【自民党】
憲法改正の発議に必要な3分の2が厳しいと報じられた自民党。会見場に座る幹事長らに笑顔はない。
【立憲民主党】
立憲民主党関係者の控え室からは、何度も、何度も、おーっ!という声とともに拍手。
【社民党】
20時に各社の開票速報が流れてからも、社民党の開票センターは静まり返っています。 別室の事務局から「おー!」と歓声が上がり報道陣が駆け寄ったものの、「別の話題です」とのこと。
【れいわ新選組】
#れいわ新選組 が比例区で擁立した、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者で人工呼吸器を装着した船後靖彦候補の当選確実が伝えられると、山本太郎代表が登場。 「いま見ました?」「みんなで支えましょうね」などと喜びを表現しました。
⏰午後9時:当選確実が続々と
【自民党】
自公で過半数を超え、負けはしてない。「勝った」とも言える。でも、誰にも笑顔がない。改憲勢力を合わせての憲法改正の発議に必要な3分の2が微妙だから。負けてはないからホッとはしてるだろうが、満面の笑みは浮かべづらいだろうな。
【立憲民主党】
先ほど貼り出された当選者6人の名前プレート以外に、さらに比例代表の当選者のプレートが貼り出しました。 新しく貼られたのは右側ピンク色のプレートで、吉川さおり氏、みずおか俊一氏、岸まきこ氏、小沢まさひと氏です。
【社民党】
いま、福島副党首が会場に入りました。開票センターでは静かな時間が続いています。
【れいわ新選組】
#れいわ新選組 の開票センターには、スロープが設けられています。 比例区で擁立した、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者で人工呼吸器を装着した船後靖彦候補ら、車椅子に乗った候補らのためのものです。 演説会場もそうでしたが、開票センターでもバリアフリーに配慮した姿勢がとても感じられます。
⏰午後10時:代表が取材に応じています
【自民党】
安倍首相が強くこだわる憲法改正。その発議に必要な3分の2議席が微妙な点を問われ、「国民民主党にも呼びかけて改憲を目指していきたい」と淡々とした口調で語る。
【立憲民主党】
開票センターで枝野代表が中継で話しました。 「結党から2年経っていないのですが、これまでにないほどの皆さまに支持していただきました。まだ接戦のところが残っていますので、何とかここを勝ちきりたい。野党の連携が深まっている。次の衆議院選挙に向けてさらに連携を強めていきたい」
【社民党】
「2%あるいは2人以上の当選がなければ国政政党としての政党要件を失うという、そういう意味では正念場の選挙でもありました」と会見で語る吉川幹事長。 「手応えは?」という記者の質問には「手応えは感じていますので、超えるものと信じて見守って行こうと思います」と答えました。
【れいわ新選組】
言葉を受けた、#れいわ新選組 の山本太郎代表は「たとえ2議席だったとしても、れいわ新選組としては “勝った“」 「船後さんが1議席獲得。これほどまで世の中が変わっていく議員の誕生はなかった。みなさんで支えてください」