ある家族の庭に置かれた、恵みを“持って行く”仕掛けがステキ。

    「いつでも使えます。責任も、プレッシャーも、書類も必要ありません」

    マギー・バラードさんと彼女の6才の息子パクストン・バーンズくん。親子はカンザス州のウィチタに住んでいます。

    バラードさんはBuzzFeed Newsに、昨年10月から前庭に「恵みの箱」を置いていることを話してくれました。「必要なときは恵みをひとつ持っていってください。そして可能なときは、恵みを置いていってください」と、看板に書かれています。

    箱の中には、生活必需品や衛生用品が入っています。

    人々は「恵み」を持っていくために夜遅くや朝早くに現れるとバラードは話しました。

    「持っていく人にも、置いていく人にも、匿名性があるところが気に入っています。いつでも使えます。責任も、プレッシャーも、書類も必要ありません」

    地元の食料品店のお肉屋さんは、役立ててもらおうと寄付をしています。

    他の多くの人たちも、この家族の玄関前に匿名で品物を置いていきます。

    この箱から恩恵を受けた人たちは、感謝を示すためにこのようなジーンとくるメモを届けてくれます。

    息子のパクストンくんは情熱的な共同設立者だとバラードさんは言います。

    「これは息子が毎晩最後に、そして朝一番にすることです。朝起きてからは2番目かな」とバラードさんは話しました。

    この記事は英語から編集・翻訳しました。