こちらはオーストラリアの18歳のリー・デ・パウだ。リーは、先週末の早朝、友人たちと夜通し外出した帰りだった。新しい友人たちの中には、イギリス人のバックパッカー、ソフィー・パターソンもいた。
リーとソフィーはワニがいることで有名なジョンストン川沿いを歩いていた。リーは歩きながら「ワニはオーストラリア人を襲わない、襲われるのはバックパッカーだけ」と、困惑するソフィーに言った。
自分の説が正しいことを証明したくて、リーは桟橋から川に飛び込んだが、あっという間にワニに食いつかれた。
多くのオーストラリア人がリーのことを「バカ中のバカ男」と呼んでいるようだ。そんな声をどう思うかと、テレビ記者が尋ねた。リーは「事実を証明しようとしただけだ」と答えた。
ワニはオーストラリア人を襲わないということを身をもって証明しようとした青年のことが、頭から離れない。
このストーリーには実に痛々しい展開が待ち受けていた。リーの勇気にソフィーはそれほど心を動かされなかったようなのだ。
ノヴァ・ラジオの取材にソフィーは、事故の前からリーとは相性が良くなく、彼は自分には「幼すぎる」と思った、と話した。
「彼がワニに襲われたからって……私にはどうってことないんですよね」とソフィーは語った。
Twitter上の人々は、この一部始終に衝撃を受けた。
チョコレートも花ももらいたくない。私を好きなら、ワニに腕を噛まれてみて!
運のいい青年だ。オーストラリア人として、私もワニと戦いたい衝動はこれまであった。他人事じゃないぞ!
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この記事は英語から翻訳・編集されました。