本家ディズニーランドの初日がトラブル多すぎて、まったく「夢の国」じゃなかった

    夢の国というか、悪夢の国。

    現代のディズニーランドは、アメリカでも日本でも、一分のスキもなく完ぺきな場所として知られています。

    でも元祖ディズニーランドがオープンした1955年7月17日(※)、その現場は地球上もっともハッピーな場所からはほど遠いところにありました。それはむしろ、「アリスのティーパーティー」にウソをついて乗せられたときよりひどい、めくるめく地獄絵図だったようです。

    1. 何が地獄って、まずディズニーランドが完成してなかった

    2. 当然、アトラクションもほとんど動いてなかった

    3. 偽チケット横行で本来の2倍のゲストが殺到

    4. ゲストを出迎えたのは、ホラー感あふれるミッキーマウスとミニーマウス

    5. 当日埋めたてのアスファルトから靴のヒールが抜けずに阿鼻叫喚

    6. 気温は37度超え、給水器もなし

    7. 売店の食べ物飲み物も、ランチ時間には底を突く

    8. 場内は立ちション天国、ディズニーはそれを放置

    9. あげくに眠れる森の美女の城が炎上

    そんなわけで、夏休みの炎天下に山ほどいる小学生の中でスプラッシュ・マウンテンに並んで、暑い疲れたのど乾いたお腹すいたって文句を言いたくなったら、今はそれでもずいぶん天国に近いところにいる、ってことを思い出してみましょう。

    この記事は英語から編集・翻訳しました。