大統領選前やその最中、アメリカ合衆国の次期大統領であるドナルド・トランプ氏は、現大統領であるバラク・オバマ氏はケニヤ生まれであるとし、彼の出生地についてたびたび疑問を投げかけてきた。
しかし、ここ数週間の間、ドナルド・トランプ氏が実はパキスタン生まれだとする噂がネット上で出回っている。
パキスタンのNeo Newsにいたっては、10月、この噂を実際のニュースとして報道している。
以来、この話は世界中に拡散されてきた。他のメディアもNeo Newsの報道にもとづき、この話を伝えてきた。
世間に出回っている若い頃のトランプ氏の写真は、フォトグラファーのMassoud Hossaini氏によって2009年に撮影されたものだ。
Hossaini氏がBuzzFeedに語ったところによると、彼は地震が発生した2009年に、AFPに写真を提出した。でも結局、この写真がAFPの報道で採用されることはなかったという。
HossainiはBuzzFeedに、「男の子はHazaraに住むかわいそうな子で、噂は本当にばかげている」と思ったと伝えている。今週、彼はこのデマについてツイートしている。
人々は、彼のツイートに対し、この主張がネット上に出回り始めてからもう何週間もたつ、と応えている。また、この写真が出回ってきたのは、トランプ氏がオバマ氏が米国生まれではないといったことへの復讐だという人もいる。
Hossaini氏はBuzzFeedに、パキスタン人のトランプ坊やの写真を、他にも何枚か提示した。
似ていることは、認めざるを得ないかもしれない……。
この記事は英語から翻訳されました。