シアトルに住むローレン・コウさん。

シアトル大学の総長の秘書を務める彼女は、暇を見つけるとパイ作りに励んでいる。
彼女が焼き上げるパイは、本当ゴージャスで美しく、信じられないほど芸術的なんです。

この芸術作品を見てください。

この作品は、ローレンさんが再現したゴッホの「星月夜(Starry Night)」。英語名のスターリーナイトをもじり、名付けて「スターリーナッツ(Starry Nut)」。
「私の家族は食べることも、料理をすることも好きでした。ですから、私の人生はずっと料理をし、オーブンで何か焼いてきたような気が少しします」とローレンさんはBuzzFeedに語りました。

「とは言っても、私が最初に手を出したのは主にケーキとクッキー、そしてマフィンでした。初めてパイを焼いたのは約1年前のことです。Pinterestに載っていた美しい画像を見て、自分にも作れるかしらと興味が湧いたのです」
そうなんです。ローレンさんがパイを焼き始めたのはたった1年前のことなんです。

さらに驚くべきことに、ローレンさんは即興でパイを作ることが多いんです。
「色と模様にインスピレーションを受けることが多く、パイ生地と果物で再現できそうな色の組み合わせと幾何学模様を常に考えています」
「パイを焼くことに専念する期間は、旬の作物と、その時に冷蔵庫にあるものを盛り込むようにしています」とコメント。

「たいてい頭の中には漠然としたデザインのアイデアがあり、それを元に即興で調理します。パイ作りは、生地や果物が私のビジョンにどれぐらい合っているかにも左右されます。最終的にできあがるものの多くは嬉しい偶然です。そのため、いただくコメントに驚いたりすることもあります」
コメントとは? ローレンさんは2017年8月にインスタグラム@lokokitchenを始め、いまでは3万9000人以上のフォロワーがいます。
ローレンさんは「インターネットはすごく面白いです!」と語っています。
ローレンさんはフルタイムで働いているため、仕事のない土曜日におよそ3つのパイとタルトを作るそうです。

彼女の作品は、幸運な友人たちとその家族がおいしくいただくそうです。

「私、実は甘いお菓子より、塩味が効いた食べ物が好きなんです。夫は私のパイを食べ過ぎているということもあり、近くに住む友達とその家族にパイを押し付けています。」とローレンさんは言います。
「もし私を家に招待していただけるなら、たぶんパイを1つか2つ持ってお邪魔します。そしてもし誰かが私の家に訪ねて来るなら、その人は間違いなくパイを食べることになるでしょう。職場にもたくさん残ったパイを持って行っているので、小さなファンクラブができています。そのため、みんなが満足できる形でパイ作りができているのです」
ローレンさんのパイを食べるために、シアトルに引っ越したくなりますね。
ローレンさんの素晴らしい作品は@lokokitchenで見られます。
この作品は「Caught in the cross pears (十字のナシに捕らわれて。Caught in the crossfire、十字砲火を浴びてのもじり)」という名前。
この記事は英語から翻訳されました。