有名映画の撮影現場で実際にあった恐ろしい出来事14選

    映画の魔法は時に、本当に恐ろしいものになり得る。

    1. 『トワイライトゾーン/超次元の体験』の撮影中に、俳優ヴィック・モローは、スタントに失敗してヘリコプターが墜落した事故に巻き込まれ、2人の子役と一緒に命を落とした。モローと子役のひとりはローターに頭を切り落とされ、もうひとりの子役はヘリコプターの下敷きになった。

    2. 女優マーセデス・マッケンブリッジは、『エクソシスト』の悪魔の声を出すために、生卵を飲み、ウイスキーをあおり、おびただしい量のタバコを吸った。

    3. 俳優ブランドン・リーは、『クロウ/飛翔伝説』の撮影中に、偶然にも不手際と不幸が重なり、撮影用拳銃から放たれた1発の実弾のせいで死亡した。

    4. 偶然にも、ブランドン・リーの父親であるブルース・リーも、1978年に公開された『死亡遊戯』の中で、撮影中に撃たれる有名俳優を演じていた。

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    この話をさらに奇妙にしているのは、ブルース・リーは映画公開のかなり前である1973年に死亡していることだ。『死亡遊戯』の半分以上は、替え玉や、ブルース・リーの過去の作品の出演シーンを使って完成された。

    5. 『スカーフェイス』でマニーを誘惑するブロンド娘を演じたタミー・リン・レパートは、撮影後に姿を消し行方不明になった。

    6. 『パッション』の撮影中、イエス・キリストを演じたジム・カヴィーゼルと助監督のジャン・ミッチェリーニに照明器具がぶつかるという事故があった。ふたりの怪我はたいしたことはなかったが、映画のプロデューサーによると、「カヴィーゼルの耳からは煙が出ていた」そうだ。

    7. 『オールド・ボーイ』で主演を務めた韓国の人気俳優チェ・ミンシクは、完全なショットを撮りたいという監督の求めに応じて、カメラの前で生きたタコを4回も食いちぎらなければならなかった。チェ・ミンシクは仏教徒であり、1テイクごとに祈りを捧げて許しを乞うていた。

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    8. 俳優ジャッキー・クーパーは1931年、8歳のときに『スキピイ』に出演した。撮影中に彼が涙を流すことができなかったので、ノーマン・タウログ監督は彼のペットの犬をセットの外に連れ出し、撃ち殺させたと彼に嘘をついた。これを聞いたクーパー少年はヒステリックに大泣きし、この演技でアカデミー主演男優賞候補となった。

    9. 『キャンディマン』でキャンディマンを演じたトニー・トッドは、クライマックスシーンの撮影で本物のハチを口の中に入れていた。喉ガードで身を守り、幸いにも刺されることはなかった。

    10. 『エイリアン』でチェストバスターが出てくる有名なシーンの仕掛けは、本当に恐怖におののくリアクションを引きだすために、俳優たちには教えられていなかった。

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    ジョーン・ランバート役の女優ヴェロニカ・カートライトは、吹き出す血を浴びて失神した。

    11. 『エクソシスト』に放射線技師のアシスタント役で出演したポール・ベイトソンは、後に、ニューヨーク市で6人の男性を殺害し、遺体をばらばらに切断・遺棄した罪で有罪判決を受けた。

    12. 『テキサス・チェーンソー』の撮影時、クルーは本物の骸骨や、いくつかの動物の遺骸をセットの装飾品に取り入れた。

    13. 『テキサス・チェーンソー』の撮影最終日は悲惨だった。テキサスの過酷な天気に撮影で使われた照明が重なって、セット内が暑くなり、本物の骨が熱されて悪臭を放つようになり、クルーは撮影後に嘔吐した。

    14. 『テキサス・チェーンソー』ではこのほかにも、約230キログラム分の動物の死骸が、市の動物処分場からゴミ収集車でセットに持ち込まれた。監督が動物の死骸は使わないと決めたので、それらには火がつけられたが、毛皮や肉が燃えて出た煙がセット内に充満した。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原聡美/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan