ニュースなどでよく使われる「明るみになる」「明るみに出る」。一方は本来の言い方とは違うって知ってました…?
「明るみに出る」が本来の言い方なんです!
「明るみに出る」の意味は以下の通り。
明るみに出る
知られていなかったことや隠されていた事実が、世間に広まる。公になる。「過去の悪事が―◦出る」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ちなみに、「明るみ」の意味を検索すると以下の結果が出てきます。
明るみ
1 明るい所。
2 表立った所。公の場。世間。「悪事が―に出る」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
隠されていたことが表立った場所に“出てくる”ということで「明るみに出る」という慣用句になるんですね。
つまり「明るみになる」だと、隠されていたことが表立った場所に“なる”という意味になってしまい、間違った表現だとわかります。
間違って使っている方は、全年代で約半数ほどいるそうです
使う時に、「どの言い方が正しいっけ?」と悩みがちな慣用句。言葉を分解してそれぞれの意味を考えるとわかりやすいかもしれませんね。