1970年代に開発された大規模郊外ニュータウン、それが「多摩ニュータウン」だ。
統一感のあるマンションが立ち並んでいる。
ちょっと近未来っぽい眺めが素敵だ。
だが、実は高齢化率が高く限界集落化が進んでいることを知っているだろうか。
多摩ニュータウンの高齢化率は22.2%(平成28年時点)。
老朽化によって解体された団地。
解体直前の一枚、もう人はいない。
しかし、同時に若い世代を呼びこむ対策も行われている。
Brillia多摩ニュータウンの建設。
団地からBrillia多摩ニュータウンへの建て替え前と後の居住者を比べたグラフ。
他にも、東京都都市整備局は多摩ニュータウンの再生に向けてさまざまな取り組みをしている。
時代が変われば、街も変わっていく。これからますます進む少子高齢化社会をどう乗り越えるのか。変化に適応しようと模索を続けるこの街から、今後も目が離せない。