「逃げてください」海外でのピンチを日本語が救った!少し笑える実話漫画が話題

    こんなところに日本語が!

    海外旅行中に見つけた日本語のおかげで助かった!そんな場面を描いた漫画が話題です。

    りのさん(@ririririnotan)がTwitterに漫画を投稿したところ、4万回以上リツイートされ、18万を超える「いいね」が集まりました。

    「まさかの展開」「こんなことあるんだ」と大きな反響が寄せられています。

    注目の漫画がこちら!

    「旅って面白い」

    この出来事を実際に体験したりのさんは、27歳の時に世界一周の旅に出ました。

    当時書き綴っていたブログには大きな反響があり、その頃から文章を書くこと、発信することの楽しさを覚えたそうです。
その後、旅行中にあったトラブルをまとめた書籍を出版しています。

    今回の漫画もその書籍の一部とのことです。

りのさんの書籍は「クスッと笑えるトラブル」がテーマなんだとか。

    確かに、海外旅行にはトラブルがつきものですよね。特に漫画で掲載されているようなぼったくり被害は、日本人がターゲットにされがちだと思います。

    

りのさん自身、「こういった事例はよくあるので注意してほしいと思っています」と警告しています。

    
ただ、言葉が通じないなどの不安から、海外へ行くのを躊躇している人たちに「旅って面白い」「これなら私にもできるかも?」と思ってもらいたい。

    そんな一歩を踏み出すきっかけになったら、と想いを書籍に込めているのだそうです。

    それぞれの旅エピソード

    日頃から、Twitterで旅に関するコンテンツを投稿しているりのさんは、今回の漫画をアップした経緯をこう語ります。



    「こんなご時世でなかなか旅行には行けないので、少しでも旅気分を…と、絶景写真や過去の旅の思い出などをアップしていました。今回の漫画も、旅気分を少しでも味わって(思い出して)もらうために投稿しました」

    ただ、ここまで多くの反響があるとは思っていなかったそうです。

    リプライ欄には様々な「旅エピソード」が書き込まれており、過去の旅行を思い出した人が多かったみたいです。

    

海外で様々な経験をしてきたりのさんに、印象に残る旅エピソードを聞いてみたところ、こんな話をしてくれました。

    野宿を覚悟した。タイでの感謝のエピソード

    “世界一周をしたとき、シンガポールからタイのバンコクへ向け、人生で初めて海外で長距離バスに乗りました。
    英語ができなかったのでチケットを買った際、どこを経由して何時にバンコクへ到着するのか、一切聞き取れませんでした。
    それほど長い距離を走ると思っていなかった私は、バンコクに到着してから宿を探せば良いと思っていたのですが、たまたまバスの隣に座ったタイ人の女の子に「バンコクは22時着」だと聞きパニックに。
    Wi-Fiもなく、はじめての土地で深夜に到着、最悪野宿だ…と覚悟したとき、タイ人の女の子は私の様子を見て悟ったのか「私はバンコクの姉に会いに行くの。姉に泊めてもらえるか聞いてみるから、一緒においで」と言ってくれました。
    普通なら初対面、しかも言葉が通じない外国人にのこのことついていくなど危険だと思いますが、私はその子の言葉に甘え、お姉さんの家に泊めてもらうことにしました。
    観光客など1人もいないような、地元民だけが来る屋台で夜ご飯をご馳走になり、タイでそのとき流行っていた音楽を聴かせてもらい、次の日は一緒にカオサン通りに買い物にも行きました。
    お互い言葉は3割ほどしかわかりませんでしたが、本当に良くしてもらいました。
    今でもあのときのことを思い出して、感謝の気持ちでいっぱいになります”

    「生き方は自分で決めていい」

    最後に、世界一周旅行を2回、50カ国以上を訪れたりのさんが考える旅の魅力を尋ねてみました。


    「旅では行く場所も、移動する手段も、泊まる宿も、食べるものも、すべて自分で決めます。行きたいと思ったところに行くし、見たいと思ったものを見ます。日常ではどこか『こうするべき』『こうでなければならない』という義務感を感じながら過ごすことが多いですが、旅では一切それがありません。『生き方は自分で決めていい』ということを思い出させてくれるのが、旅の最大の魅力だと思っています」




    皆さんも、思い出に残る「旅エピソード」はありますか?

    <イラスト:三浦ポパ>

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