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ご飯を作れないのは「ダメ」じゃない。考え方が変わるマンガがあります。

便利なものをどんどん活用して負担を減らすことは悪いことじゃない。美味しいお惣菜、感謝して買おうと思いました。

お惣菜の考え方について描いた漫画が話題です。

SNS上で漫画を発表している、うさ/さん(@usa_manga)がTwitterに作品を投稿したところ、「素敵なマンガです」「私も感謝してお惣菜買おう」などの反響が寄せられました。

注目の漫画を紹介します。

「今日は惣菜でもいいかな?」から「今日は惣菜にしよう!」に変わった話

BuzzFeedは投稿者の、うさ/さんに話を聞きました。

この漫画は、うさ/さんが実際に経験した出来事をもとに描いたものです。

以前、「まともに夕食を作れなくてごめんなさい」と自分を責めていた時期があったといいます。手料理でなく、お弁当やお惣菜を家族が食べる姿を見て、罪悪感でいっぱいでした。

そんな時、とあるきっかけで考え方が変わりました。

お惣菜を作っている人も、誰かと過ごしたい時間、何かに使いたい時間を割いているのかもしれない。

誰かの大切な時間でできているお惣菜を食べさせることを「申し訳ない」なんて思う必要はない。そう考えるようになりました。

それからは、うさ/さんは作ってくれた人に感謝しながらお惣菜を利用しています。

きっかけはスーパーのコロッケ

お惣菜への考え方が変わったきっかけは何だったのでしょうか。

「こちらの漫画には描き切ることはできなかったのですが、きっかけは朝早く出社する時にスーパーの裏の近くを通った時のコロッケの匂いでした」

「そのコロッケの匂いから、私がまだ小さい頃、忙しくしながら毎晩コロッケを作ってくれた母を思い出しました。あの時の母のように、忙しくも毎日作ってくれている人たちがいるからお惣菜のコロッケを食べることができているのだと思いました」

時間や体力がなくて食事を作れなくても、家族と一緒にバランスの良い食事を食べられる。それは、お惣菜があるからなんだと考えるようになったそうです。

「お惣菜しか用意できないから、なんて恐れ多い。本当にありがとうと思いました」

最後に、投稿に寄せられた反響についてはこうコメントしました。

「実際にお惣菜について肯定的なメッセージばかりで、海外の方からもお惣菜はご馳走だというコメントをもらったりで嬉しかったです。実際の現場のエピソードをコメントくださった方もいましたし、そのエピソードにたくさんの人がいいねを押しているのも、すごく嬉しい気持ちになりました」