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あの日の自分に伝えたいことがある。婚活ノイローゼで苦しんだ女性の答え

外見コンプレックスに押し潰されず、自分の好きなことに向き合えるようになった彼女を尊敬します!

外見コンプレックスについて描いたマンガが話題です。

マンガ家のいしいまきさん(@141_maki)がTwitterに作品を投稿したところ、「とても素敵な話ですね」「ええ話やなぁと思いました」などの反響が寄せられました。

現在はパートナーと平穏な日々を送っている、いしいさん。

37歳、体重80kgの時に結婚した、いしいさん。パートナーは、見た目ではなく健康を気遣ってダイエットに協力してくれる男性でした。

ダイエットのための料理を作ってくれたりストレッチを一緒にやってくれたりと、結婚してからは二人で穏やかな毎日を過ごしていました。

5年前、婚活がうまくいかずノイローゼ気味に。

5年前のいしいさんは日々婚活で悩み、ノイローゼ気味になっていた時期があったのだとか。

見た目には自信がなかったいしいさんですが、婚活ファッションでぽっちゃりさん専門の婚活パーティに行くなど、積極的に婚活をしていました。

ですが、容姿への自信がなかったため、婚活を進めるにつれて「自分がなぜ婚活をしているのか」という目的や自分の軸が分からなくなってきました。

その結果、婚活もうまくいかず。

友人にそのことを相談しても、アドバイスや励ましを素直に受け取ることができないでいました。

悩みに悩んで、吹っ切れた

「内心はみんな太ってるわたしのことをバカにしてるんだ…」

もともとあった外見コンプレックスに、婚活が上手くいかないことへの焦りや嫉妬で心がどんどんと腐っていきました。

次第に、悩んでいるのがバカバカしくなり、「やってられるか‼︎」と婚活も恋愛も一旦忘れて、好きなことに取り組むようになりました。

モテようとすることをやめて自分の好きなことを続けるうちに、自然体で過ごせるようになったという、いしいさん。

現在のパートナーと出会った時も飾らない姿でデート。そのまま交際に至りました。

「あんなに頑張っていた婚活時代はなんだったの…?」と不思議にさえ感じたといいます。

いしいさんは、心を許したパートナーの前では自然な笑顔でいられました。

結婚した今も外見コンプレックスはあるそうですが、パートナーの言葉をきっかけに前向きな考えを持つことができるようになってきました。

パートナーとの出会いを通して、褒めの言葉を受け取れるようになりたい、もう少し自分のことを好きになれたらいいなと思ったそうです。

BuzzFeedは投稿者のいしいまきさんに話を聞きました。

ふと婚活していた頃を思い出し、いしいさんはこの漫画を描きました。

「『人生って思いがけない出会いがあるからそんなに悲観しなくていいよ』と当時の自分に伝えたい気持ちで描きました」

婚活中は自身の体型についてネガティブに捉えていましたが、パートナーと出会ってからは「誰かから選ばれる体型」よりも「健康で過ごせる体型」を目指したいと考えるようになったといいます。

大切なのは楽しく生きること

婚活で悩みノイローゼ気味になっていた頃の自分に伝えたいことを聞いたところ、「楽しく生きること」という答えが返ってきました。

「楽しく生きてたらひとりでも幸せだし、執着をなくしたら出会いもあるから、まずは思い詰めずに楽しく過ごしてみて、と伝えたいです」

最後に、マンガを通して読者に伝えたいことを聞きました。

「人生は予想もしていない色々なことが起こるな~と思います。人の考えも変わっていくし、それを含めて楽しんで生きていきたいです」

「読んだ方が『こんな人もいるんだな~』と少しでも明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです」