サービス提供前の座席に乗れてしまった方の投稿が話題です。
鉄道・旅行系アカウントを展開する「だめがね」さん(@Damegane_travel)が、レアすぎる新幹線の座席の写真をX(旧Twitter)に投稿したところ、4.8万件を超える「いいね」が集まりました。
話題の座席とは、一体?
だめがねさんが座った席、実は……
現在、東海道新幹線「のぞみ」の7号車では、仕事などでモバイル端末を気兼ねなく使用したい人向けの「S Work車両」が設けられており、その進化形として新たに「S WorkPシート」を導入予定。
しかし、本来の開始時期は2023年10月20日で、だめがねさんが新幹線を利用したのは10月2日です。
どうしても気になっただめがねさんが駅員さんに聞いたところ、「運用の都合ですでに改造済みの車両が充当されたものと思われる」との回答が返ってきたとのこと。
そのため、今回、だめがねさんは奇跡的にこの座席に座ることができたそうです。
BuzzFeed Japanは投稿者にお話を聞きました。
――初めてこの座席を見たとき、どのようなお気持ちだったのでしょうか?
正直、最初は「なんだこれは!!」という以外の感情が湧きませんでした。
その後、7号車は平日はS work車両として運行されていることを思い出して調べてみたら、10月20日から新しいサービスが追加料金ありで始まるということが見つかりました。
(乗車日は)まだ10月2日で、そもそも追加料金なんて払った覚えはありません。
SNSでも調べたのですが、このシートに関するめぼしい目撃情報は何も上がっていませんでした。
そのとき、「これはきっととてもレアな状況に遭遇しているに違いない!!」ととても興奮したことを覚えています。
――この座席の使い心地などはいかがでしたか?
上記のような状況であったため、終始興奮状態でシートそのものに関する感想はあまり覚えていないというのが正直なところです。
ただ皆さんも言っているように、隣の人と距離を置けるというのは移動時のプライベートを確保できて良いんじゃないかな、と思います。
――もしまた機会がありましたら「S WorkPシート」を利用したいと思われますか?
シートそのものは悪くないと思いますが、そのために1,200円も払えるか、というと個人的にはちょっと疑問です。
「S WorkPシート」の詳細について💁♀
この座席は「S Work車両」が設けられている「のぞみ」でサービスを開始しますが、「のぞみ」と同様に10月20日より、「ひかり」や「こだま」でも7号車にこの座席が設けられるとのこと。
また、通常の普通車指定席(EXサービス利用)の料金に1200円を追加すると、この座席は利用できるようです。