エッセイ作家による名刺が足りなくなった時の対処方法が話題です。
しまだあや(@c_chan1110)さんがTwitterに投稿した写真に3.1万を超える「いいね」が集まりました。
「これは噛みアイデア」「もはや、これを名刺のスタンダードにした方が良いまであるw」「こんな名刺もらったら爽やかな会話が生まれそう」などと大きな反響を呼んでいます。
一見、普通の板ガムに見えますが、三つ折りされた包み紙には「しまだあや」と名前が印字されています。
また、裏にはメールアドレスや、SNSのアカウント名も書かれています。
…ん?もしかしてこれって名刺!?
この“板ガム名刺”を作成したしまださんは、ある日、30人来る場で名刺が足りないという事態に遭遇。とっさの対応力で作成したんだとか。
名刺と板ガムの包み紙の幅がほぼ同じだということにその場で気がついた発想力もすごいですね…!
BuzzFeedは投稿者・しまだあやさんに話を聞いてみました。
−−とっさの思いつきで生み出された“板ガム名刺”ですが、どのように作られたのでしょうか?もしよろしければ詳しい作り方などを教えていただきたいです。
元々パソコンに入っていた名刺のデザインデータを、A4サイズに収まるように微調整し、並べたものをPDFに書き出して、コンビニのコピー機で印刷しました。
そして、印刷したものをハサミで切り、コンビニで買った板ガムの既存の包み紙を剥がし、印刷した名刺を板ガムに巻き付け、スティックのりでとめて完成です。
−−この名刺を渡したとき、周りの人の反応はどのようなものだったのでしょうか?
周りからは「何これ、カワイイ!」や「これはいいな〜、作り方教えて!」「もう、普段からこの名刺にしたら?」「僕もこれにしたいです、発注って可能ですか?」との声をいただきました。
また、すでに私のことを知っていて、名刺交換が不要な方からも「ほしい」と言われました。
−−今回、この名刺を作成してみて良かったと思う点や、反対に悪かった点などあればお教えください。
良かった点は、相手がすごく笑顔になって受け取ってくれるところや、「ガム名刺の人」みたいな感じで覚えてもらいやすかったところです。
また、受け取った人が「ねえこれ見て」と周りの人にも言ってくれるので、自分から話しかけられなかった人とも名刺交換ができたことも良かったと思います。
「普段からこの名刺にしたら?」という声をいただきましたが、ちょっと手間がかかっちゃうところが、悪かった点です。
今回は、足りない枚数が少なかったので良かったのですが、これが50枚とか100枚になると、結構大変かも。
ただ、元々工作好きなので、作っている時間はとても楽しかったです!
しまださんがこの名刺を渡した日は食事付きの場だったこともあり、「とっても丁度いい」結果になったのだそうです。
“板ガム名刺”がビジネスの場の新たなスタンダードになる日が来るかもしれませんね…!🤭