「プレッシャーで涙止まらず。不眠、嘔吐…」人気俳優、“弱かった過去”を告白。当時の自分を救ったものとは？

俳優の市原隼人さんが、Instagramを更新。歌手の長渕剛さんの投稿を引用し、壮絶な過去を告白しました。市原さんは、当時を振り返って「大切なことから逃げようとする弱い人間でした」と想いを吐露。過去の市原さんを救ったものとは、一体なんだったのでしょうか。

俳優の市原隼人さんが、Instagramを更新。歌手の長渕剛さんの投稿を引用し、壮絶な過去を告白しました。

時事通信

引用した長渕さんの写真は、専属カメラマンである市原さん自身が撮影したもの。海辺でたたずむ姿がめちゃくちゃ渋い……！

Instagram: @hayato_ichihara

市原さんは、

「いつからか、剛さんにトレーニングをご指導いただきき、トレーニングが終わったら食事をしながら色んな話をするようになった」

と、長渕さんと親交を深めた経緯をつづっています。

トレーニングを始めた理由については、

「僕は20代前半は撮影前にプレッシャーで、眠れなくなったり、涙が止まらず部屋の隅で膝を抱えていたり、嘔吐したりしていました」

「……その度に1人でひたすらに走ったりトレーニングしたりして、自分の精神面と向き合ってきた」

「代わりのいない役者という職業と感情を、商売道具にすることを自分の中で消化しきれず、大切なことから逃げようとする弱い人間でした」

と壮絶な過去とともに告白しました。

市原さんが、映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』『神様のパズル』の3作品で主演をつとめ、大ヒットドラマ『ROOKIES』で安仁屋 恵壹（あにや けいいち）役を演じたのが2008年。

当時、21歳のころでした。

市原さんの投稿を見たファンの反応は？

「市原さんの演技大好きです！ 本音で話してくれてありがとうございます」

「真剣に向き合われてるからこそ、プレッシャーも大きいのだと思います」

「市原さんの中で色んな想いが重なって、それが視聴者に確実に届いているんだと思います。温かい眼差しが何よりも物語っています」

など、多くのコメントが寄せられています。

長渕さんのInstagramでは、市原さんとのツーショット写真を公開中。2人の笑顔がまぶしい！

Instagram: @tsuyoshi_nagabuchi

長渕さんは、別の投稿で

「市原隼人は熱い男だ。いつからだろう、俺とガチでトレーニングやり始めた」

「俺は、業界の中にほとんど友を作らずきた。しかし、奴だけは特別だ。義を尊んじ、人に優しく自分に厳しく、礼節がしっかりしていて実にいい男だ」

「俺と共闘する同志であり兄弟」

と市原さんを称賛。

文章だけでも、十分に2人の信頼関係がうかがえます。