どう見ても本物にしか見えない……手作りの景色が話題になっています。
架空都市プロジェクト「Misosiru City/味噌汁市」のX(旧Twitter)アカウントが、1月13日に「マイクラで作った都市の夜景」を投稿したところ、26万件以上の「いいね」が集まりました。
“マイクラ”とはゲーム『マインクラフト』の愛称。四角いブロックだけで構成された世界の中で、自分好みの建物を建てたり、モンスターを倒したりすることができるゲームです。
これがブロックだけで再現された「都市の夜景」!
公開された写真には、建物が並んだ夜景が写っています。
建物や窓の光、電柱、道路など、全ての再現度が高い……!
じっくり見ても本物の夜景なんじゃないかと疑ってしまうレベルです。
この投稿のリプライ欄には
💬「レベチすぎる! 近くで見てもマイクラか分からない、凄すぎる!」
💬「嘘でしょ…? ガチ?」
💬「大都会ではないのがいい味出してる。光り具合とかの再現すごい」
💬「嘘だと思って拡大したら、本当にマイクラだった!」
💬「拡大しないとマイクラって気付かないのすげーーー!!!」
などのコメントが寄せられています。
また、画像を投稿した「Misosiru City/味噌汁市」に編集部が問い合わせたところ、同じマイクラの街並みを明るい時間に撮影した画像(昼間ver.)も快く披露してくださいました。
昼間の景色と夜景を見比べるのも楽しいですね〜!
こちらが昼間ver.! たしかに同じ建物だ……
BuzzFeedは味噌汁市の運営代表・ももさんにお話を伺いました。
ーーこの写真を撮影した日時と状況を詳しく教えてください。
「1月10日、他のマインクラフトの都市の夜景に感化されたのがきっかけです」
「また、いままで昼verの撮影投稿しかしていなかったので、夜verも見てみたいと思い、今回撮影しました」
ーー細部までのこだわりがすごすぎます! 制作時間はどれくらいかかりましたか?
「写真の範囲内だと、街づくり・撮影含め1年程です」
ーーこの景色を作る上で、苦労したポイントはどこですか?
「2つあります。1つ目は、光の強さと色の調整です 全く同じ発色のものは存在しないので、街灯や室内の明かりなど、細かく違いを付けていくのに苦労しましたね」
「2つ目は明かりの場所です。特にマンションや住宅では、明かりが付いてる部屋と付いてない部屋があるので、全部の部屋を光らせないことに注意しました」
「上記2つを怠ると現実味がない夜景写真になってしまうので、リアリティーを意識し、時間をかけて取り組みました」
ーーなぜここまで精密な街を作ろうと思ったのでしょうか? きっかけなどありましたら教えてください。
「元々、シムシティなどの都市シミュレーションゲームをよくプレイしていたのですが、建物を一から作り、もっと細かい部分を表現することはできないのか、と思い始めていました」
「そこで出会ったのが、現実サイズで1m程のブロックを積み重ねて建物をつくることができるマインクラフトというゲームです」
「シムシティだとすでに完成された建物を配置して街を開発していきますが、マインクラフトではより精密に、例えば一戸建ての植木鉢やゴミ箱など、ディテールにこだわった建物を作れることができます」
「生活感やリアリティーを出すにはこのゲームしかないと思い、現在まで製作を続けてきました」
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味噌汁市代表のももさんと複数の開発メンバーによって立ち上げられた「味噌汁市プロジェクト」。
街のあらゆるところを撮影したPVもYouTubeチャンネルで公開中です。
細部までこだわった街並みをぜひチェックしてみてくださいね〜!