雑誌『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)のYouTubeチャンネルが「夏木マリが子どものお悩み相談!? 大人にも響く言葉たち。 | My First Interview | VOGUE JAPAN」と題した動画を公開しました。
「湯婆婆と銭婆の違いは、どのようなことを意識して演じましたか?」
舞台の原作になったジブリ映画『千と千尋の神隠し』でも、湯婆婆と銭婆を演じていた夏木さん。
声優を担当したときに監督の宮崎駿さんから意外な指示があったことを明かしました。
「普通はひとつの物語で双子の役を1人でするときは、演じ分けって必要だと思うんだけど、20年ぐらい前に映画で声を当てたときに、監督の宮崎駿さんに『湯婆婆と銭婆は、演じ分けなくていい』って、言われたの」
「よく見ると、銭婆のセリフは、優しく書いてあるじゃない?湯婆婆のセリフは、ちょっと興奮してる人みたいなね」
「もうセリフがそうなってるから、『セリフ通りやってくださればいいですよ』ってことで」
「千と千尋の神隠しに関しては、あまり演じ分けはしてないです」
「でも、違う人に見えた?じゃ、よかったです」
他にも夏木さんは、演技で泣くときのコツや、オーディションを受けるときに大切なことなど、様々なエピソードを披露しています。
俳優を目指す女の子に、インタビュー最後にエールを送った夏木さん。
「自分らしく、無駄なことはないから、たくさん時間があるからね」
「色んな経験をして、演技、そして歌に生かしてもらいたいな」
「いつかまた、私がまだ生きてたら、共演できるように、夏木も頑張ります」
「また再会しましょう。今日はありがとう。楽しかったね!」
言葉の重みがすごい…!!