面接官「一番大きな失敗を教えて」→学生「鉄100kgが…」まさかの返答に衝撃「草生える」「鉄にも負けぬ鋼のメンタル」

    よくある「学生時代の一番の失敗を教えて」という面接官の質問に、規格外の回答をしたエピソードに注目が集まっています。こりゃレベチすぎるわ……!

    面接中のビジネス服装の男女3人とラップトップがあるオフィス。

    面接官「在学中にしてしまった、一番大きな失敗を教えてください」 わたくし「サークルで使う鉄100kgが……全て自宅に届いてしまったことですわ……」

    Q.就活で印象に残っている場面は?
    A.面接官「在学中にしてしまった、一番大きな失敗を教えてください。」
    わたくし「.....大学のサークルで使う鉄100kgが......わたくしの手違いで全て自宅に届いてしまったことですわ..........。」
    面接官「..............???????」 pic.twitter.com/61zVfMGSgI

    — 理工科大お嬢様部 はるか (@FoXide531) April 16, 2024
    Twitter: @FoXide531

    はるかさんは、実際に家に届いてしまった100kgの鉄の写真とともに、就活で面接官と以下のような会話があったことを明かしました。

    面接官「在学中にしてしまった、一番大きな失敗を教えてください」

    わたくし「.....大学のサークルで使う鉄100kgが......わたくしの手違いで全て自宅に届いてしまったことですわ..........」 

    面接官「..............???????」

    また、この後はるかさんは続けて

    「公共交通機関の規定の範囲に収まるサイズに分割し輸送して事なきを得ました。困難にあたっても前向きに対処することの大切さを学びました」

    と伝えていたものの、面接官は「.....そこから.....あなたは何を学びましたか?」と困惑気味に尋ねてきたそうです。鉄100kgのインパクトが強すぎて、説明が耳に入っていなかったのかも……?

    はるかさんは自宅に届いた100kgの鉄を25kgずつ運んでいる最中に、警察官から職務質問されたことや、鉄を使用して子どもたちが乗れるミニ鉄道を作成した経緯などもX上で詳しく明かしています。

    最初の説明の直後、「公共交通機関の規定の範囲に収まるサイズに分割し輸送して事なきを得ました。困難にあたっても前向きに対処することの大切さを学びました」としっかり申し上げたのですが....面接官の頭に内容が入ってこなかったらしく、何を学んだかというのを再度聞かれましたの。

    — 理工科大お嬢様部 はるか (@FoXide531) April 16, 2024
    Twitter: @FoXide531

    規格外な面接エピソードに大反響!

    この投稿には

    💬「頑張って徒歩と電車で運んだみたいで草生える。やはり筋肉は全てを解決する」

    💬「起承転結が完璧すぎる。そのまま読み切り漫画に使える面白さ」

    💬「こんなことあるんですね」

    💬「鉄にも負けぬ鋼のメンタル、素晴らしいですわ!」

    💬「強い(物理)な……」

    などのコメントが寄せられています。

    Q.鉄100kgを一体何に使うの?
    A.新 車 製 造 & 線 路 製 作 で す わ!!!
    (静岡の子供たちにハピネスを届け、笑顔になってもらいたい!との思いで、弊財閥ではミニ鉄道運行事業に取り組んでおりますの。)https://t.co/RjEcvQfbiL

    — 理工科大お嬢様部 はるか (@FoXide531) April 16, 2024
    Twitter: @FoXide531

    この面接は「かなり和やかな雰囲気」だったらしく……?

    はるかさんは静岡県静岡市在住で、自称下町のド根性プリンセス。「お嬢様という割には庶民的な生活をエンジョイ中」で、握力は60kg超だそうです。人が乗れるミニ鉄道を運行する静岡理工科大学公認サークル「お理工くろがね隊」を運営しています。

    「いつかお世話になった幼稚園に恩返しに行きたい」という夢もあるんだとか! 

    BuzzFeed編集部はそんなはるかさんに、面接時の話を詳しく聞きました。

    ――就活での企業面接の際の出来事だとお見受けしましたが、何月ごろのエピソードだったでしょうか? 

    「3月ごろに受けた面接の出来事でしたわ!」


    ――とてもインパクトのあるエピソードですね! 鉄100kgの話を聞いた面接官のリアクションを教えてください。

    「面接官がお二方いらしたのですが、ご質問下さった方の方はまさしく『は?』といった表情でしたわ」

    「情報量の暴力に困惑を通り越して思考がいったん止まってしまったようにお見受けしましたの」

    「もうお一方は目を見開いて驚いたあと、苦笑をこらえておりましたわ」

    「お二方の対比が、中世の絵画にある場面のように感じてとても印象に残っておりましてよ」


    ――面接の中で、どれくらいの時間「鉄100kg」エピソードについて話していたのでしょう? 

    「鉄100kgについては、そのあと使途を聞かれたように記憶しておりますわ」

    「使途が学生時代に力を入れたことのお話につながるので、それを含めれば面接の5~10%ほどは話していたと記憶しておりますわ」

    「鉄100kgというエピソードを使うことで、印象に残りやすいことはもちろんですが、使途を聞かれると学生時代に力を入れたことをPRできるように計算して回答申し上げましたので、まさに戦略通りですわね」


    ――ピンチの切り抜け方の説明もお見事です。面接全体の雰囲気はどうでしたか? 

    「かなり和やかな雰囲気の面接でしたの。面接官の方もとても優しく、丁寧な質問でわたくしのことを知ろうとしてくださいましたわ」

    「率直にこの会社で働きたいなと感じる、とても質の高い面接を受けることができましたの。ありがたい限りでしてよ」


    ――はるかさんが思う面接のコツを教えてください。

    「わたくしなりのコツですが、面接官の方と、面接という時間を目いっぱい楽しむことだと考えますわ」

    「お互いに楽しめる面接をつくることで、わたくし自身も活き活きと話すことができますし、面接官の方にも良い印象を持っていただけるのではないかと考えておりましてよ」

    ・・・・・・・

    また、鉄100kgを使用して作ったミニ鉄道について「コロナ禍で遠出が難しくなってしまった静岡の子どもたちに、『近場で楽しいことを経験する機会』を提供したいと考え、ミニ電車を製作して運行開始して以来、延べ5000人以上のお客様をお迎えしました」と語ってくれたはるかさん。

    マイブームについては「最近は溶接にハマっておりますわ。ジジジジジジジジジジジ……」と、お茶目に明かしています。

    はるかさんの活動内容の詳細が気になった方は、ぜひXをチェックしてみてくださいね〜!