投票は一種の….。初めて選挙に参加した大学生の感想が、やたらと納得した!

    政治参加がもっと馴染みのあるものになるといいなぁ〜。

    初めての選挙が話題です。

    大学1年生のこばるん@東こばるとさん(@428sk1_guardian)が、Twitterに初めて投票をした感想を投稿したところ、850以上のリツイート、3700を超える「いいね」が集まりました。

    「まさにソレ!」「その楽しさ忘れないでこれからも続けてくださいね」「日本の未来にとって、とても大事な事ですね😄」と大きな反響が寄せられました。

    話題のツイートがこちら

    今日人生で初めて投票したけど、自分が投票した選挙の開票速報見るの楽しいな 一種の推し活

    Twitter: @428sk1_guardian

    「一種の推し活」👏 ドンピシャな例えじゃん〜!

    BuzzFeedはこばるんさんにお話を聞きました。

    ーー人生で初めて選挙に参加した感想を教えてください!

    「都議選投票の夜、開票速報をNHKのWebサイトを通じてなんとなく見ていたとき、実際に投票してみると印象が変わるものだなと感じました。小さい頃から親が選挙の夜にテレビの速報を見ていたりするのを知っていましたが、よくわからない数字や当確が所狭しと流れていて、なんとなく情報過多でよくわからないという印象がありました」

    「しかし、実際に自分で判断して『自分が支持する政党・候補者』『注目している選挙区』などを決め、そこにフォーカスして観察してみると、単なる統計に見えていた開票速報も意味がある、楽しいものに感じられました」

    選挙に関わる数字に意味を見出して、それを素直に楽しめる姿勢が素敵です👏

    ーー選挙を「一種の推し活」と比喩していましたが、具体的にどういうことなんでしょうか?

    「多くの票が開票されていく中で、自分が実際に選択した支持者、政党などに着目してみると、他の有権者による評価も客観視することができ、より親身に応援することができる。もったいぶっていえば、有権者として当事者意識を持った政治参画ができるのではないかと思いました」

    政党に「推し」を見つけて、分析して、応援する。そして、有権者という意識を持つことが大事なんですね。

    ーーツイートに対する反響をどのように受け止めていますか?

    「実際に行ってみると、投票という行為そのものにはさしたるハードルもなく、良くも悪くも『普通のこと』のように感じられました。それだけに、投票への率直な感想があれだけシェアされたことは意外でもあります。一種の通過儀礼というか、お酒を飲んだ新成人が『酒ってこんな味なんだ』と言っているようなものという感覚なので」

    「それでも実際には投票率があれだけ低いという現状を考えると、投票するという選択そのものにもそれだけのハードルがあり、投票しても変わらないという無力感がまだまだ根深いのかなと感じさせられました」

    まだまだ低い投票率。投票できる年齢が18歳に引き下げられたこともあり、若い世代に馴染みのある「推し活」の概念が広まるといいな〜✨