今年もこの日がやってきた!そう、3月8日は、国際女性デーです。
女性が歩んできた歴史を振り返り、その勇気や決断を称えるこの日に合わせて、ウェブや新聞上に様々な広告が出されています。
「いつか」ではなく「現実」にするために。
国際女性デー当日の朝日新聞朝刊に掲載された全面広告には、こんな「見出し」が並べられました。
女性総理大臣が誕生
日本の女性管理職50%超えへ
男性の育休取得率 8割超え
朝日新聞は、これらの見出しが実現するように「学ぼう。声を上げよう。きっとその一歩が、時代を動かしていく」と、社会変化を促進するメッセージを発信しました。
朝日新聞の国際女性デー特集に合わせて、芝浦工業大学はインパクトのある広告を出しています。
「男は理系 女は文系」「男女の脳にそんな違いはない」
「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げる芝浦工業大学は、理工系に進学する女性が増えることを願っています。
広告には、子どもの進路を考える親御さんに向けて、男女を理系と文系に分ける「思い込み」がないか問いかけます。
そんな「無意識の偏見」が払拭され、理工系に進学する女性が増えれば、さらに女性が生きやすく、活躍しやすい社会が実現できるはずだと訴えかけます。
#私の生理のかたち
製薬会社ツムラのプロジェクト「#OneMoreChoice」では、生理の見えない痛みを可視化した広告を発信しています。
痛みは人それぞれであるからこそ、一人ひとりに寄り添うために「違いを知ることから、はじめよう」と語りかけます。
ツムラは、誰もが痛みを1人で抱えこむことなく、「自分が辛いと感じた時は、すぐに心身をいたわる」選択をとれる、心地よい社会を目指しています。
雑音なんてかき消して、なりたい私になろう
スポーツウェアブランド「NIKE」は、「WE ARE BORN READY:自分らしさは私が決める」をテーマに、陸上の辻沙絵選手とラッパーのAwichの「声」を通じて、国際女性デーを祝うメッセージを発信しています。
辻選手はパラアスリートである自分に対する社会の目線に言及しながら、自分を大切にしていることについて語っています。
社会から見たらパラアスリートだったり、障害者だったり、女性だったりっていういろんなラベリングが私には付いている
(それでも)自分であることには変わりがない
Awichは、リリックにのせて、「私は私でありたい」という思いを伝えています。
私は私でありたい
本当は何も恐れずに伝えたい、見せたい、走りたい、笑いたい、泣きたい、戦いたい、愛したい
私らしくを、大胆に。
New Balanceは「どんな状況でも自分らしさを見失わず、大胆に表現する」TeamNBの女性アスリート3人をフィーチャー。
「世の中は変わる。だけどそのスピードより早く、強く、私自身が変われたら。その変化の波さえ楽しめる」
「そのために、今いるところから踏み出せ。自分らしさに飛び込め」と背中を押してくれるようなメッセージを発信します。