家庭教師は「17歳の娘」。37歳で高卒認定試験に合格した母が、伝えたいこと

    16歳で高校を中退し、母になってから、GED(アメリカの高卒認定試験)を受けたひとりの女性。勉強を教えてくれたのは、高校を卒業したばかりの17歳の娘だった。彼女が人々に伝えたいこととは。

    こちらは、アメリカ・メリーランド州に住むダニエル・シルベスターさん(37)。TikTokでは730万人、Instagramでは14万5千人のフォロワーを抱える、人気インフルエンサーだ。

    ダニエルさんは先日、GED(アメリカの高卒認定試験)に合格したことを発表した。TikTokに投稿した動画は、130万以上のいいねがついている。

    以下は、ダニエラさんが投稿した動画だ。

    「私は16歳で高校を退学した」

    「娘(17)は数カ月間、私の家庭教師をしてくれた」

    「ついに、私はGEDをとった」

    「何でも、遅すぎることなんてない」

    ダニエラさんはBuzzFeedに、高校に通っていた当時は、授業にあまりついていけなかったと語った。自分に合った指導者もおらず、勉強に自信がなかったという。

    「サイリは素晴らしい指導者であり、家庭教師でした。いつも私のために時間を割いては、勉強の仕方を教えてくれました」

    しかし、初回のGED試験は不合格だった。そんなときでも、サイリさんはそばで支えてくれたという。

    次に受けた試験は、見事合格。GEDを取った今、ダニエラさんはよろこびに満ち溢れている。

    「わたしは、学校や勉強する環境に戻ることをお勧めします。年齢に関係なくね。自己投資は大切ですから」

    GED試験に合格したことで、次のステップを考えているダニエラさん。大学に行き、コミュニケーションかマーケティングの学位を取りたいと考えているそうだ。

    ダニエルさんのTikTok、Instagramはこちらから↓

    TikTok: @sylvester_danielle_ 

    Instagram:@sylvester_danielle_

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟