カリフォルニア州に住むジェシー・プラッセンシアさん(22)は、美術を専攻する大学生だ。
動画は「(ピクサーの)門の前で、絵を描くよりも注目を集める方法ってある?」という言葉から始まる。
歩道の上に現れたのは、『あの夏のルカ』に登場するジュリアだ。光具合や目の色など、細かい部分まで丁寧に再現されている。
動画を見た人からは、ジェシーさんがピクサーで働けるよう応援する声が多く届いた。
動画が拡散された後、大きなサプライズがあった。ジェシーさんが別の日に再びピクサーを訪れ、絵を描いていると、ピクサーで働く3人の従業員がジェシーさんを探していたのだ。
従業員からの応援を受け、ピクサーのサマーインターンに応募したジェシーさん。オフィスの前で絵を描き続けている。
『私ときどきレッサーパンダ』のメイ
『ソウルフル・ワールド』のジョー
『モンスターズ・インク』のマイク
『ファインディング・ニモ』のニモ
ジェシーさんは「(ピクサーで働けるまで)何年かかっても気にしない」と語る。その後どうなったのか、BuzzFeedはジェシーさんを取材した。
「ピクサーで働きたい理由は、どの映画にも共通のテーマがありながら、それぞれが違ったストーリーを持っているからです」
「サンフランシスコのベイエリアに引っ越したとき、ピクサーのスタジオがあまりにも近くて驚きました。2年前から、チョークを持っていってはピクサーの前で絵を描いていました」
残念ながら、サマーインターンには受からなかったというジェシーさん。それでも、ピクサーのオフィスを案内され、従業員と一緒にランチを食べたという。
ジェシーさんはまだ、ピクサーで働くという夢を諦めてはいない。最後に「自分を100%信じてください」「自分ができることに全力投球して」と語った。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟