3月4日、ロサンゼルスで開催された第90回アカデミー賞授賞式。賞の行方のほかにも、ハリウッド界でのセクハラに対する抗議が授賞式にどのように影響を与えるのか話題になっていた。
ハリウッド最大イベントでどのような抗議があったのか。
1. アシュレイ・ジャッドとミラ・ソルヴィーノがレッドカーペットで、#MeTooについて語った。
2. 昨年のアカデミー賞の授賞式でも司会を務めたジミー・キメルは、オープニングで何を語るか注目されていた。
3. Time's Upのピンを身につけている人はごくわずかだった。
4. コモンとアンドラ・デイによるパフォーマンスでは、#MeTooの設立者タラナ・バークがビデオ出演していた。
5. サルマ・ハエック、アナベラ・シオラ、ジャッドはステージで平等と受容性について演説をした。この三人は、ワインスタイン氏による性暴力もしくはセクハラを告発している。
その他にも、主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが、ノミネートされていた女性たちを讃え、女性のノミネートをもっと増やすよう訴えた。
ゴールデン・グローブ賞では、黒のドレスコード。グラミー賞では白いバラ。そして英国アカデミー賞でも黒ドレス——#MeTooのムーブメントが始まって以来、映画界などで起きているセクハラに対し連隊となって抗議するシーンが度々あった。
しかし、アカデミー賞ではそれは見られず、セクハラ問題に関する言及や非難は他の授賞式と比べて少なかった。
政治的な内容にはあまり触れず、映画やそれに携わる人々に注目した授賞式となった。
この記事は英語から翻訳・編集されました。