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    集中豪雨による水害、事前に備えておくといいものって何がある？

    今年も災害の多い夏になりそう。自然の脅威は大きいですが、小さな備えが状況を変えてくれることもあります。

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    by akikowada

    和田 亜希子 BuzzFeed Japan, Contributor / ライター

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    Akiko Wada / BuzzFeed

    毎年各地で、集中豪雨による河川の氾濫や土石流などが発生しています。

    床上浸水では、水に浸かった家電など多くの家財を処分するほかなくなりますし、床下浸水でもその後しっかり対処しないと、家中がカビだらけになり長期にわたって大変な目にあいます。

    主に一戸建ての方が対象となりますが、いざという時に備えておきたいものをご紹介します。

    1. アイリスオーヤマ 緊急簡易土のう

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    土のうは、通常は袋に土砂を入れて作るものですが、これは水につければ膨らむというもの。大雨の最中に土を掘って土のうを作るのは大変なので、いざという時の緊急用です。

    特に冠水した道路に面した家では、水位がそれほど高くなくても大型の車が通るたび家の中に水が入ってきてしまうことがあります。

    土のうで水の流入を止めることはできるのは一定の水位までですが、冠水しやすいエリアの方は用意しておくと安心です。

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    2. ブルーシート #3000 厚手 防水仕様

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    屋根の一時補修以外にも、いろいろな使い方ができる強力アイテムがブルーシート。

    例えば、強風で屋根瓦が飛ぶと、屋根裏に水が入り込み、天井のいたる所から垂れてきます。そんな時は、部屋の四つ角からロープでブルーシートを張ります。中央に穴をあけてその下にバケツを置けば、天井から漏れ出した水はその一か所に溜まります。

    家財道具などを二階に運ぶ際にも、ブルーシートがあればまとめて包んで、数人で効率的に運搬できます。

    ブルーシートには規格があり、「#3000」とあるものは厚みもあり防水仕様です。薄手のものでは水を通しますので、多少高くても「#3000」以上のものを選びましょう。

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    3. 尾上製作所 ウォータータンク

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    真夏の自然災害では「断水」がこたえます。水は飲むだけでなく、手を洗ったり後片付けをする際にも欠かせません。

    台風が近づいてきている時など、早めに水を汲んでおけば断水してもしばらくは安心ですし、その後給水車がまわってきた時にも汲み置きができます。

    場所がない場合には、潰せるビニールタイプや蛇腹タイプもおススメ。

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    4. 日本技研工業 タフなゴミ袋 半透明 45L 50枚

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    ゴミ袋も用意しておきましょう。使い道はたくさんあります。例えば家屋が浸水しそうな場合には、貴重品などを入れ、家具の上に置いたり二階に運んだり。

    豪雨時には、下水の逆流によりトイレから水が吹き上げることもあります。その場合には、ゴミ袋に水を入れて便器の中に入れておけば逆流を抑える効果があります（風呂場なども同様）。

    残念ながら被災してしまった場合の片付けにも役立ちます。

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    5. Anker 535 Portable Power Station（PowerHouse 512Wh）

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    災害時の大きな課題は「停電」。スマホが使えなくなると必要な情報も得られず、不安も大きくなります。こうした大容量バッテリーがあれば、スマホ充電はもちろん、扇風機などの家電製品を動かすこともできます。

    LEDライトも搭載しています。

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    6. Qbit いつでも簡単トイレ

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    使えなくなると本当に不便なのがトイレ。2019年の豪雨災害では、陸の孤島となった都市部のタワーマンションで「トイレ」を巡る問題も発生しました。

    下水が利用不可能な状況になった時、これがあればトイレの便器にかぶせて用を足すことができます。最初に便器カバーをかぶせ、その上に廃棄袋を取り付けて使う方法です（都度捨てる廃棄袋を濡らさないため）。廃棄袋と凝固剤は50回分セットになっています。

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    備蓄リストを作ろう

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    他にも、食糧品や医薬品など、備えておくべきものはたくさんあります。家族の人数、お子さんの年齢、介護が必要な高齢者の有無など家族構成によっても、災害の備えは異なります。

    「備蓄リスト」を作って何が足りないか、家族でチェックしてみましょう。

    必要なものがまとまった「緊急避難セット」の活用もおススメです。

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