梅雨時の強い味方といえば防水スプレー！「だけど本当に効果あるの？」を確かめてみたよ

撥水効果が落ちちゃったレインコートの他、スーツの裾やバッグ、靴にも使えて「泥はね汚れ防止」にもなる防水スプレーを試してみた。

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。

なぜ梅雨ってこんなにブルーなのか…

いらすとや

理由をあげたらキリがないけど、自分の場合…

「傘をさしてもジャケットやパンツの裾がじわっと濡れる」

タオルで拭くと、今度は濡れたタオルをバッグにしまわないといけなくて面倒。そうそう大事なバッグも濡れちゃう。

なので愛用しています「防水スプレー」

Akiko Wada / BuzzFeed

経年劣化したバイク用防水ジャケットが「30分も走ると雨が染み込む」ようになり使い始めたのがきっかけです。

これは長時間タイプの超強力防水スプレーで2本1520円。洗濯すれば落ちちゃうので、頻繁に洗う服などはもっと安いこちら（1本564円）で十分かなと思います。

靴やバッグにも使えるよ

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「防水スプレーって傘とかレインコートに使うもの」

と思い込んでいる人も多いですが、実は普通の洋服やバッグ・靴などにも使えて便利。私は濡れやすいパンツの裾にだけ使ったりもしてます。

・多少濡れても染み込まない
・指でパチンとすれば雨水が弾け飛ぶ
・泥はねで裾が汚れにくくなる

果たしてどのくらい水を弾くのか

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簡単な実験をしてみましょう。ウインドブレーカーの片袖だけに防水スプレーを噴射。その後、スプレーボトルで水を吹きかけます。

まずは結果

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黒くてちょっと見づらいかもしれませんが、左が防水スプレー済の袖、右が未噴射の袖です。

近付いてみると、違いがわかります

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防水スプレーをかけたほうは、布地の上で水滴が丸い球体になっているのがわかりますよね。

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防水スプレーをかけていないと、丸くはならずこんな感じ。水滴と水滴がだんだん連結して大きくなっていきます。

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そして時間が経過しても、防水スプレーをかけた部分の水滴は球体で、布地からも浮かび上がった状態です。

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一方で防水スプレーをかけていない部分は次第に染み込み、布地の色が変わってきました。

指でそれぞれ布地をぱちんと弾いてみると…

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防水スプレーをした袖は、球体の水滴の大半が弾け飛びました。多少は染み込んでいますがすぐ乾くでしょう。

一方右側の水が弾け飛ぶことはほとんどなく、見た目も実際もぐっしょり。このまま電車に乗り込んだら、周囲に迷惑ですよね…

テントはじめアウトドア用品にも◎

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テントも、使っているうちに防水効果が失われます。雨はもちろん夜露でびっしょりなんてことも。防水スプレーしておけば、多少の雨や夜露なら、軽くはたくだけで水滴が弾け飛ぶので、収納時も楽ちん。

【重要】必ず屋外で使うこと！！！

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必ず！！！絶対に！！！屋外でスプレーしましょう。
私はマスクを着用し、テントなど大物をスプレーする時には花粉症用のメガネもしています。

玄関の中で靴やレインコートに防水スプレーしている人がいますが、大量に吸い込むと肺の中に防水スプレーの粒子（フッ素樹脂やシリコーン樹脂）が付着して呼吸困難になることもあります。

・玄関内や浴室など屋内で使わない→必ず屋外の風通しのいい場所で
・風上側からスプレーする
・服を着たままスプレーしない

雨が降っていない日に前もってスプレー

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また、しっかり防水効果をつけるには、布地がしっとり濡れるくらいスプレーし、その後乾かす必要があります。天気のいい日に前もって作業しておきましょう。

私が愛用しているのはロックタイトの「超強力防水スプレー」です。
品揃えも豊富で、つや出し効果もある「超強力防水スプレー靴用」や「虫除け機能付き」なんてのも。

素材によってはシミになるので、革靴など目立たない個所で試してから使いましょう。

防水力　★★★★★
使いやすさ　★★★☆☆
価格　★★★★☆

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でも大雨の時はやっぱり長靴が一番！

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中でもおススメは、10年近く愛用している日本野鳥の会の「バードウォッチング長靴」。サイズは23cmから29cmまでと豊富で、ひざ丈まであり、上部についた紐でキュッと絞れます。

人気の理由は折りたためること。足首から上は柔らかい素材なので、使わない時には小さく畳んでしまっておけます。

日本野鳥の会の公式ショップによると、原材料・輸送費上昇で2022年7月より価格改定とのこと。購入するなら値上がり前の今。

楽天では4840円、Amazonではサイズと色により4000円台後半から5000円台前半で販売されています。

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