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同僚がわいせつやハラスメント行為をした。その時、チームの対応は

TOKIOと財務省の対応を比べてみました(もちろん行為はどちらも悪いです)。

組織(チーム)のメンバーが、強制わいせつやセクハラの加害当事者になったとき、リーダーや同僚はどう対応すればよいのでしょうか?

BuzzFeed / 時事通信

TOKIOの山口達也さんによる未成年への強制わいせつ容疑(わいせつ行為を認め、起訴猶予)と、財務省の福田淳一前事務次官による女性記者へのセクハラ発言(セクハラを認めないまま辞任)。

行為の内容こそ違いますが、同時期に注目が集まった2つの事件では、加害した人の周りの対応に、大きな違いがみられました。

TOKIO 「絶対に許される行為ではありません」

「正直、自分の頭のなかも整理がつかない状況ではありますが、山口が起こしてしまったことは、絶対に許される行為ではありません」

(報道翌日の4月27日、TBS「ビビット」で国分太一さん)

財務省「言葉遊びを楽しむようなことはある」

時事通信

「お恥ずかしい話だが、業務時間終了後、時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある(略)、女性記者に対して、その相手が不快に感じるようなセクシャル・ハラスメントに該当する発言をしたという認識はない」

(4月16日、福田事務次官の聞き取り調査の内容から)

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TOKIO「被害者を責めたり特定したりしないで」

Takumi Harimaya / BuzzFeed

「被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しい。なので被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願っています」

(5月2日、メンバー4人による会見で、長瀬智也さん)

財務省「本人が申し出てこなければ、どうしようもない」

時事通信

財務省は「一方の当事者である福田事務次官からの聴取だけでは、事実関係の解明は困難である」として被害者に調査協力を依頼。財務省が顧問契約をしている弁護士事務所に連絡するようにとの文書を出しました。

「被害にあったという女性が名乗り出てこなければ、事実の認定のしようがない」

(4月17日、麻生太郎財務大臣が見解を示しました)

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TOKIO「何があっても連帯責任」

「収録が終わった後、ほかのメンバー4人でメールのやり取りだったりとか。『どんなことがあっても連帯責任だ。どんな処罰でも自分たちは受けなきゃいけない』という話はメンバーとはしたんですけど」

(4月26日、TBSの番組「ビビット」で国分太一さん)

財務省「組織の状況を踏まえて緊張感を持って」

「このような報道が出ること自体が問題であり、財務省が現在置かれている状況も踏まえ、緊張感を持って行動するように」

(4月12日、週刊新潮の報道を受けて、麻生財務大臣)

TOKIO「復帰はありえない」

「まず被害者の方、そのご家族の方に対しての謝罪の念があれば、(TOKIOに)戻ってきたいとか、そういうことは、まず言えないと思う」

(4月28日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」で、城島茂さん)

「お酒のせいにしてしまったり、またここ(TOKIO)に戻って来たりという発言も彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。大人として、一人の男をして、このように導くことは決して許されることではありません」

(5月2日、メンバー4人による会見で、長瀬智也さん)

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財務省「福田の人権はなし、ですか」

「(セクハラ加害者だと)言われている側の立場のことも考えないといけない。福田の人権はなし、というわけですか」

(4月17日、セクハラ被害者に「調査への協力のお願い」の文書を出した後、麻生財務大臣)

BuzzFeed Japanは財務省の対応について「女性が名乗り出なければセクハラ認定しない?」などの記事をまとめています。またTOKIOの会見についてはこちらで詳しく報じています。

Akiko Kobayashiに連絡する メールアドレス:akiko.kobayashi@buzzfeed.com.

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