組織(チーム)のメンバーが、強制わいせつやセクハラの加害当事者になったとき、リーダーや同僚はどう対応すればよいのでしょうか?
1. 加害行為については...
TOKIO 「絶対に許される行為ではありません」
「正直、自分の頭のなかも整理がつかない状況ではありますが、山口が起こしてしまったことは、絶対に許される行為ではありません」
(報道翌日の4月27日、TBS「ビビット」で国分太一さん)
財務省「言葉遊びを楽しむようなことはある」
2. 被害者に対しては...
TOKIO「被害者を責めたり特定したりしないで」
財務省「本人が申し出てこなければ、どうしようもない」
3. 組織やチームの反応は...
TOKIO「何があっても連帯責任」
「収録が終わった後、ほかのメンバー4人でメールのやり取りだったりとか。『どんなことがあっても連帯責任だ。どんな処罰でも自分たちは受けなきゃいけない』という話はメンバーとはしたんですけど」
(4月26日、TBSの番組「ビビット」で国分太一さん)
財務省「組織の状況を踏まえて緊張感を持って」
「このような報道が出ること自体が問題であり、財務省が現在置かれている状況も踏まえ、緊張感を持って行動するように」
(4月12日、週刊新潮の報道を受けて、麻生財務大臣)
4. 加害当事者の処遇については...
TOKIO「復帰はありえない」
「まず被害者の方、そのご家族の方に対しての謝罪の念があれば、(TOKIOに)戻ってきたいとか、そういうことは、まず言えないと思う」
(4月28日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」で、城島茂さん)
「お酒のせいにしてしまったり、またここ(TOKIO)に戻って来たりという発言も彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。大人として、一人の男をして、このように導くことは決して許されることではありません」
(5月2日、メンバー4人による会見で、長瀬智也さん)
財務省「福田の人権はなし、ですか」
「(セクハラ加害者だと)言われている側の立場のことも考えないといけない。福田の人権はなし、というわけですか」
(4月17日、セクハラ被害者に「調査への協力のお願い」の文書を出した後、麻生財務大臣)
BuzzFeed Japanは財務省の対応について「女性が名乗り出なければセクハラ認定しない?」などの記事をまとめています。またTOKIOの会見についてはこちらで詳しく報じています。