講談師の神田伯山さんがパーソナリティを務めるTBSラジオの番組『問わず語りの神田伯山』(木曜21時30分〜)が4日、放送された。
伯山さん番組の中盤、リスナーから寄せられたこんなメールを紹介した。
《新型コロナウイルスにかかり、自宅療養中、やることがなくつまらないので神田伯山さんのラジオを聴いていました。高熱と喉の痛みと咳で弱った心と体にスッと染み込んでくる先生のお言葉がありがたいです》
《布団に横たわりながらラジオを聴き、笑うたびに咳でむせて苦しい思いをするのが日常になっています。私が苦しんでいる姿を見た妻が、『問わず語り』が気になり聴いたところ(アダルト系の話題を耳にし)大変お怒りで、こんなものを聴いて喜んでいる私を軽蔑し、離婚話まで飛び出しました》
《私は離婚されてしまうのでしょうか…。一人になったら今までできなかったことにチャレンジしたいので、伯山さんへの弟子入りを志願しようと思います》
伯山さんが最近、弟子をとったことに引っ掛けたとみられる内容だ。
『問わず語り』のリスナーらしい、嘘か本当かわからないブラックユーモアたっぷりのお便りに対し、伯山さんは苦笑いしながら「ひどいメールですね」「お断りです」と一蹴。
しかし最後には「ご体調悪いのは心配なので、治るといいなと思っています」と、リスナーへの優しさも見せた。
『問わず語りの神田伯山』はradikoやTBSラジオクラウドにて、タイムフリーでも楽しめます。気になった方はぜひ聴いてみてください。