持ち帰り寿司として、長年多くの人気を集めている京樽。来年で90周年を迎えるにあたり、なんと全ての品をリニューアルしたんです!

『美山荘』中東久人氏監修 鯛茶きん鮨(300円)

『美山荘』中東久人氏監修 胡麻香る 鯛ちらし(890円)

押すし(3貫300円)

KYOTO style. 雛菊(990円)

さすが、京樽の本気を感じました…!

今後帰り道で京樽に出くわしたら、絶対寄ってしまいそう。
全品一新は、京樽の創業以来初めてのこと。ネタやしゃりだけでなく、調理工程やお店での温度管理まで、おいしさを追求するため全てを見直したんだとか。
リニューアルに合わせて登場した新商品も、とっても豪華!持ち帰って早くお家で食べたくなるような、味も見た目も満足のお寿司が10月19日より販売となりました。
京都の二つ星老舗料理旅館 野草一味庵『美山荘』の4代目主人 中東久人氏が監修した鯛茶きん鮨。
鯛のだし汁でふっくら炊いた混ぜしゃりを、やわらかいたまごで包んでいます。
口の中でたまご、しゃり、鯛の味を一緒に感じてもらうため、一口で食べやすいようサイズにもこだわったんだとか。
たまごはしっとりふわふわした食感で、とっても口当たりがいいです。しゃりには鯛の身とごぼうが混ざっていて、旨みたっぷり。山椒も利いていて、ピリッとした刺激が味を引き締めています。
こちらも『美山荘』の4代目主人中東氏が監修したものです。
鯛茶漬けとごまという定番の組み合わせから着想を得て、あえて醤油を使わず、ごまだれを仕込んだんだとか。職人が丁寧に一切れずつ切り身の裏にごまだれを塗っていて、タレの色がちらしの彩りを邪魔しないよう工夫もされています。
鯛はしっとりやわらかく、ほどよい歯ごたえがあります。口に入れた瞬間、胡麻の香りがフワ〜と鼻を抜けて、上品な気分になります…!
鯛の切り身に添えられたすだちもすごくいい仕事してる。鯛、いくら、たまごなど、旨みが強いものが多いから、すだちのさっぱり感がいい具合にアクセントになっています。
押すしは1つ1つが大きく、棒寿司などで買うとそれだけでお腹いっぱいになってしまうという課題があったのを、一口サイズにすることで食べやすくしたおすしです。全7種類の中から、1貫ずつ好きな組み合わせを選べます。
一口で食べられるよう、何回も型を試したり幅を試行錯誤したんだとか!押すしって、一回で食べると口の中パンパンになってしまうイメージがあったのですが、これは余裕を持って食べられるのがうれしいです。
また、今回食べた真鯛(写真上部)は、活け締めのネタを使っているそうで、臭みがなく歯ごたえもすごくいいんです。あえて酢や塩でしっかり締めず、酢にくぐらせて仕上げていて、握り寿司と押すしのいいとこ取りなおいしさを楽しめます。
見た目からして気分が上がるかわいい詰め合わせです。
とある従業員の「茶きん鮨って、見た目がかわいいんですよ」という一言を受け「かわいいに着目したらどんなものができるのか」という挑戦を込めて開発したんだとか!
イメージは「マカロンの詰め合わせ」だそうで、その通り色とりどりな見た目に仕上がっています。
おすしは一口サイズで食べやすく、ネタも脂がのっていておいしいです。特に好みだったのは鯖で、口の中に入れた瞬間から旨みと甘みが広がります。
たくさんの種類が食べられるので、満足感がすごいです。これで990円って、コスパすごい…!
これ、帰り道で京樽に出くわすたびに寄っちゃいそうだな…!