「個性がない人は日本人、個性的な人は外国人がいい?」イラッとくる言葉にお姉さまがスッキリ回答でアンサー

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《「パートナーは外国人がよいんじゃない?」と言ってくる人への言葉の返し方》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    10月10日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《「パートナーは外国人がよいんじゃない?」と言ってくる人への言葉の返し方》という相談を紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《私の悩みというか、イラッとくることなのですが、「個」が確立している、周りとちょっと違ったり、同調圧力に負けない、自分の意見をハッキリ言う個性的な女性に向かって「パートナーは外国人がよいんじゃない?」とよくおっしゃる方、いらっしゃいませんか?》

    《私は個性的なので、若い時からよく言われます。個性がない人は日本人、個性的な人は外国人がいいって、一体どういうことなのでしょうか?》

    《これを言われたときに、スッキリしたいのでどのような言葉を返せばよろしいでしょうか。どうぞ、ご助言をお願いいたします》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    spotify:episode:3EG5IQs2wxGHxvsdw3C6xu

    これについて恭子さんはまず、「外国人の方と言ってもいろんな国がある」と指摘をした。

    「外国人の方がいいと言っても、いろんな国がありますからね。どちらかというと、一夫多妻制の国は未だにやはり男尊女卑が根強く、心のどこかに絶対にあるわけですよね。だから、例えばその方(相談者)にそれを当てこんだ場合には、それが成り立たないですよね」(恭子さん)

    「そういう方は“外国人”っていう大きなくくりにしてしまいすぎると、言った方(相談者)は『どのことですか?』っていう風になっちゃいますよね」(美香さん)

    世界は国によってそれぞれ文化が違うと話す美香さん。叶姉妹の二人はそれぞれの国を知るため、今までにさまざまな国を回ってきたという。

    「世界は文化がそれぞれ違うので……。外国人って言っても、宗教のこともありますし、いろんなこともありますから、それぞれ違いますしね。私たちもいろんな海外に行って、いろんなことをたくさん見てきたりすると……やっぱり興味深いこととかもあって、それを突き詰めてずっとお姉さん行くじゃないですか。『もっと知りたいの』って言って。普通は、その国を知るために行こうと思ったら、多分1週間とか10日で私はいいんじゃないかなと思ったんですけど」

    「だから『もっとよ』って言われて。その国を知るためにはもっと滞在して、それも薄っぺらなものでもなくて、そのスケジュールがまた過酷なスケジュールだったりするんですよね。で、それを手配するのは私ですもんね」

    「いろんな大変なことがあったので、私もいろいろとお勉強させていただきましたし……」

    また、同じ場所であったとしても、行く時期によってもその国の状況がガラリと変わっている可能性があると恭子さんは語る。

    「あとはね、時期。例えばいつ頃にそこへ行ったのかっていうので、同じ国の同じ場所に行ったところで、その頃と今ではもう違うことになっている」(恭子さん)

    「そうですよね。モナコ、カンヌとかも私たちが行っていた頃っていうのはほとんど日本の方はいらっしゃらなくて、今では本当にたくさんの方がいらっしゃっていたりとか」(美香さん)

    「いわゆる、そこには観光バスというものがなかった。どういうことかっていうと、そこの中には観光で行けるというところではなかった」(恭子さん)

    「そういった経験もしているので、今とは全く違っていた時期でもありますよね」(美香さん)

    最後に美香さんから、相談者の質問である「パートナーは外国人がいいのでは、と言われたときにどう返答すればいいか」について尋ねられた恭子さんは、下記のように回答し、締めくくった。

    「でも、お話をされていらっしゃる方には、そういう風なことがわからないのではないかと思うので、『あ、そうですか』でいいんじゃないですか?」

    「別に強いて同じ土俵に立って話をする必要がない。だから、『そうか、この方は何もわかっていないのかもしれないわ』て思って、同じように考える必要もなければ、同じようなお答えをする必要もない。『あ、そうなんですか』でいいんじゃないの? それかもしくは、何も言わずに立ち去る」