叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、10月4日に配信された。
番組の中では、リスナーから寄せられた「立ち振る舞いのさじ加減がわからない」というお悩みに、叶恭子さんと美香さんの2人がアドバイスを送った。

《私はもともと、物事をストレートに言うタイプで、それが原因で人を傷つけてしまったこともあり、自分を見直し、言葉遣いや立ち振る舞いを気をつけるようにしました。努力の甲斐あって、昔を知る友人からは「ずいぶん丸くなったね」と褒められることも増えました》
《自分でも優しくなれたと思っています。でも先日上司から私の仕事の仕方について「もっと自分でコントロールするように動いたほうが良い」とアドバイスされました》
《仕切ろうとする時にキツくなりがちだったので、自ら場を仕切ることを避けてきました。それは上司からすると主体性がなく、責任感が薄いように感じられたのかもしれません。そこで、ある案件で積極的に動いたところ、別の上司から「あまりガツガツいくと印象が悪いからほどほどに」と注意されました》
《恭子さんはリスナーのお悩みに対してズバッとストレートにお答えされますが、キツイと感じることはないので、お話し方や考え方を参考にさせていただいているのですが、上手くできません》
《また、美香さんはそんな恭子さんをフォローするような優しい話し方をされていて、学ばせていただいているのですが、これまた上手くいきません。私はさじ加減が下手なのだと思いますが、どうすればいいのでしょうか》
まず恭子さんは、「叶姉妹の振る舞いを参考にしているが上手くいかない」という部分について、以下のように言及した。
「ざっくりと言ってしまうと、その方は叶恭子ではなく、叶美香でもない。だから、そんなにまでうまくさじ加減と言いましょうか、立ち振る舞い、言葉、それも(真似ることは)難しいことではあると思いますし、環境も違うと思うんですね」
恭子さんは続けて、プライベートと仕事は切り離して考えたほうが良いのではないか、とコメントする。
「あとは、切り替え。ご自身のプライベートな時と、お仕事のときと同じようにしていくとそのように思われてしまうかもしれませんので、切り替えをうまくやっていけばいいのかなと思いますね」

2人の上司から注意を受けてしまった、という部分について恭子さんは、「上司が最も大事な答えを持っているとは限らない」としながらも、参考程度に聞くのも必要なことなのでは、と見解を述べる。
「名前は『上司』ですが、その方が世界中の最も大事なお答え、もしくは考えを持ってらっしゃるとは限らないわけですから。一意見なので。会社の中のひとりであって、例えば社長であった場合には、シンボル的な考えとして、やっている方向性に行くというのはなんとなく理解できるんですが、その間の上司という名前の方が、すべての物事が合っているとは限らないと思うんです」
「かといって『こうした方が良いですよ』『ああした方が良いですよ』っていうちょっとしたアドバイス、もしくはご注意は、多少なりとて参考に聞いていくのも当然必要なことかなと思いますね」
最後に美香さんは以下のようにアドバイスをまとめ、お悩みへの回答を締めくくった。
「すべてを受け入れて、『こうしたらああなって、またこうしたらああなる』とかっていうのではなくて、そういうことはアドバイスの一つとして自身で聞き入れて考えるのも、ってことですよね。全部を全部、上司に言われたからっていって聞き入れすぎると、ちょっと違いますもんね」