「義母の反対で子どもの頃からの夢だった結婚式が叶わず…」お姉さまの“意外なご意見”に思わず納得

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《損をしたときの気持ちの切り替え方は?》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    9月19日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《損をしたときの気持ちの切り替え方は?》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《私は3年前に結婚しました。小さい頃から友だちや先輩後輩を招待した大きな結婚式を挙げることが夢だったのですが、夫の母の反対もあり、悩んだ末家族のみの挙式となりました》

    《結婚式は、これまで関わってくれた大切な友だちたちが私たちのために集まり、お祝いをしてくれる素晴らしいもので、何より育ててくれた両親に、たくさんの友だちたちに会わせてくれた感謝や幸せを実際に見てもらい伝えられる機会だとも思っています》

    《自分たちがしたいだけでなく、両親のためにも結婚式はしたいと思っていました。夫の母は普段はとてもさっぱりとした良い人なのですが、結婚式への価値観がまったく異なり、「これから新生活が始まり、お金もかかるのに数時間で数百万もかかることをわざわざするなんて考えられない」との意見や、私は5人家族ですが、夫の母は離婚しており、親戚も少ないためイヤだと意見がありました》

    《夫は周りから信頼され、交友関係も良いので夫の母もそれを見たら喜んでくれるのではないかと思ったのですが、夫の説得もむなしく、どんどんイヤな気持ちにもなり、そんなことならと家族挙式にしました》

    《結局、コロナが流行りだした時期だったので家族挙式にしてよかったのですが、その後友人の結婚式に行くたびに羨ましく思います。簡単なパーティーを開くのも、夫は医療職でこのご時世なかなか難しく、もう諦めた方がいいんだろうなと思っています》

    《夫のことは大好きで、これからもともに過ごせることが本当に幸せだと思うのですが、夫でなければ夢だった結婚式ができたのかもと考えてしまうこともあり、そんなことを思うなんて自分はダメなやつだと思ってしまいます》

    《夢が叶わなかったことも人生の経験の一つとして受け入れて前に進みたいのですが、恭子さん美香さんの意見やアドバイスがあれば教えていただきたいです》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    spotify:episode:3tyfym7K0558NsF9PduMjI

    まず恭子さんは、相談者の夫の母について、「好感が持てる」と自身の考えを語った。

    「結婚式はいらないと言ってる方も結構いらっしゃって、婚姻届すらいらないと。形式ばったことではなく、その方たちが良いと私は言っているわけではないんですよ。それはいろんな方がいろんな恋愛観、結婚観を持ってらっしゃると思うんですが」「私はご主人のお母様の言ってること自体は、好感が持てますよね。好感が持てるという言い方が(適切か)ちょっとわからないですが……むしろそれが現実的なことではないかなと思うんですよね」

    「(二人のことを)考えているかどうかは別として、純粋にシンプルに、お母様がおっしゃってることが、誰のためっていうわけではなく、そのほうがいいんではなかろうかということでもあるかもしれませんよね」

    お便りの中で、相談者が「結婚式が夢」と繰り返し語っていることに、恭子さんは疑問を持っているようだ。

    「結婚が夢じゃなく、結婚式が夢だったって書いてらっしゃるから、もしかしたら書き方が間違ってらっしゃってるのかなって思ったりもしたんですよ」(恭子さん)

    「ご主人のことは、『これからも一緒に過ごせることが幸せだと思っているので』ってことで……」(美香さん)

    「でもそれって、付け足しみたいな書き方じゃない?」(恭子さん)

    「夢というのが結構出てくるんですよね。『夢だった結婚式がこの主人じゃなかったらできたかもしれない』とか『夢が叶わなかった』とか。結婚式自体がものすごい夢になっちゃって」(美香さん)

    続けて恭子さんは、「相談者は結婚式を人生のゴールとして考えているのでは」と見解を語った。

    「結婚じゃないの、結婚式ね。だからセレモニー。例えば、ウエディングドレスはこうで、とかね。出てくるところがこうでとか、お花がこうでとかいろんなことを、ご自身の、それこそ夢って思ってらっしゃることがたくさんあったんではないのかなって想像できるような文章で、ついでにご主人のことを話をされていて。で、今となってはご主人のお母様のことは何かイヤな感じなことになっちゃってて」「それはなんなんだろうなあって思いますよね」

    「あともう一つは、こういう風に書いていること自体は、結婚式がこの方の人生のゴールのようにも感じられる。だから、そういう風なこととして捉えてらっしゃるから、離婚も多いんじゃないですか?」

    最後に恭子さんはこんな風にコメントを残し、回答を締めくくった。

    「(結婚式を)してないんじゃないのよ、家族で小さく(挙式をした)。したことはしたんでしょう。だけど、その結婚式と自分が思い描いていた結婚式がそんなにまで違うことだったというか、『結婚式ができただけでも嬉しい』という風に捉えられない愛というか、それはどんななんだろうなって……」「別に悪くないのよ。人様それぞれだから」