「相手を不快にさせずNOを示すには?」相談者へお姉さまが送った回答が説得力ありすぎた

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《相手を不快にしないNOの示し方は?》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    9月12日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《相手を不快にしないNOの示し方は?》という相談を紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《先日、仕事から帰宅し鍵を開けているときに後ろから50代のセールスマンに声をかけられました。私は賃貸物件に一人暮らしで、そのセールスマンは分譲住宅のセールスマンでした》

    《「家賃はもったいない」から始まり、「ここの家賃はいくらないくらなのか」「間取りは?」「会社から住宅手当は出ているのか」などと質問され、「結婚はしているのか」「旦那さんとマイホームの話はしないのか」など根掘り葉掘りと聞かれてとても不快でした》

    《顔も家もバレていて、これ以上個人情報を見知らぬ人に知られるのがイヤで、「結婚している」「転勤族なので、また引っ越す予定」などと嘘をつきながら会話しました》

    《現在一人暮らしの身で、家を知られているので、無下にして逆恨みされたら怖いと思い、ズルズル会話することになったのですが、「マイホームには興味ありません」と正直に言っても、なかなか帰ってくれませんでした》

    《前置きが長くなりましたが、叶姉妹のお二人なら興味のないもの、今の自分に必要ないものを進められたとき、どういう風に断りますか? 相手を不快にしない、けれどはっきりとNOを示せる言い回しがあればぜひ教えていただきたいです》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    spotify:episode:6xGkJ9Wv6ccfLKCmNHeXFm

    これについて恭子さんは、まず以下のようにコメントをした。

    「まず、セールスマンかどうかもわからない方に対して、受け答えせずに、喋っている途中であっても、さっさと中に入ってドアを閉めて鍵をかける。そのこと自体が、その方に対しての言葉なくして伝えるNOじゃないですか?」

    「NOというか、『あなたに対して不信感を抱いてますよ』という行動ではありますよね」

    恭子さんは続けて「相手を不快にさせないために」と考えずに、まず自分を守ることだと言葉を送った。

    「セールスマンであろうがなかろうが、そんなようなことに対して、自分自身がもうちょっと防御することを、相手を不快にさせないためにって(そこまで考えることがない)」

    「思うんですが、相手の不快さなんて考える必要がない、ということの行動を(セールスマンの)相手はその女性にされてるわけですから。そういうことじゃないですか?」「だって、もしかしたら新しい感じの詐欺の形かもしれませんよね」

    最後に恭子さんは、「言葉なくして、自分が相手側に不信感を抱いているという気持ちを伝える行動を取るほうがいいのでは」と意見をまとめ、回答を締めくくった。

    「これはこの方の人生なので、この方が一瞬一瞬選択をしていくわけですもんね」(美香さん)

    「そうですね。だから、あなたがそう感じたのであれば、『私はあなたに不信感を抱いてますよ』という言葉をなくして、相手がそう感じる行動を取る方がよっぽど私はいいと思いますけれど」(恭子さん)