叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
8月15日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《美香さんが自由に美しく生きる秘訣とは》というお便りを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。
お便りの内容は、以下の通り。
《今日は美香さんに質問があります。いつも恭子さんのそばにいらっしゃる美香さんが、普段心がけていることがあれば教えてください》
《リスナーのみなさんと同じく、私もいつも恭子さんと一緒に過ごせる美香さんを羨ましく思っております。ですが、既成概念のない唯一無二の優雅で自由でしなやかな恭子さんのおそばにいて、世間や社会との架け橋をしてくださっているのも美香さんなのかなと思います》
《恭子さんの楽しく驚きもあり勉強になるこのSpotifyでのお話も、美香さんがいなかったら実現していないのではないでしょうか》
《恭子さんが優雅に燃えて輝く太陽だったら、その炎に焼かれてとなりの星は燃え尽きてしまうかもしれませんし、どんなに大きく輝く星であっても、となりの太陽がまぶしすぎて星の輝きは闇に埋もれて見えなくなってしまうかもしれません》
《美香さんは恭子さんのお世話もなさりながら、ご自身も輝いていらっしゃるのが本当にすごいなと思います。きっと常にご自分よりも恭子さんを優先なさっているのにも関わらず、それを言い訳にせず、お姉さまと並び、ともにご自身も輝いていらっしゃるというのはとても大変なのではと思いました》
《自由で美しい方のそばでご自身もまた自由で美しく生きる秘訣を教えてください》
「叶姉妹のファビュラスワールド」
これに対し美香さんは、日頃の苦労をにじませる様子で「替われるものなら替わってみてくださいという感じですが……」とコメントした。
「もし羨ましく思ってくださって、替わりたいと思ってくださるのなら、替われるものなら替わってみてくださいという感じでございますが……」
恭子さんはお便りの質問について「美香さんが私よりも偉大だから」と、美香さんへの思いを語った。
「美香さんが私よりも偉大だからなのですよ。だからそれは、母性愛の大きさとか、愛の広さとか、私なんかは本当にちっぽけなものだと思いますよ。少なくとも私はもし反対の立場だったとしたならば、一日ではなく一時間ももたない」（恭子さん）
「ですよね……」（美香さん）
「ですよねって、なんでなの？」（恭子さん）
続けて恭子さんは、「どうやったら美香さんのようになれるか」という問いに対する答えは「どうやってもなかなかできないのでは」とした。
「美香さんの場合は、女神や天使のいわゆるそのような大きな心とか私を支えてくれて、よく理解してくれていて、優先してくれているところをこの方はよく見てらっしゃるというか。皆さん知ってらっしゃることでしょうね」
「だから、とっても自然に、とっても私自体はいつもありがたく感謝している気持ちがあります。だから、それ自体はどうやったらそうなれますかっていう（質問についての）お答えは、どうやってもなかなかできないのではないかと思いますよね」
「美香さんがいなくなったら泡となって消えてしまう」と語る恭子さん。反対に「美香さんは私がいなくなったとしても何ら変わりない」と発言した。
「美香さんの知性ですとか、美香さんの持っている素のあり方自体も、私から見ると、とてもレベルが優れているからこそわかることがたくさんあって、やっぱり私は本当に美香さんがいなくなったら泡となって消えてしまったり、黄金の砂となって吹き飛ばされてしまったり」（恭子さん）
「美香さんは反対の立場でいうと、私がいなくなったとしても何ら変わりなく楽しい人生を過ごすと私は思いますよ」（恭子さん）
「いやいや、そんなことないですよ……。大変だと思いますよ、毎日」（美香さん）
「なにが？」（恭子さん）
「いや……なにがっていうのはちょっと、これですっては難しいですけど……」（美香さん）
それまで美香さんの偉大さを語ってきた恭子さんだが、「すごいと思うポイント」として、美香さんの意外なエピソードを明かした。
「違う意味ですごいなと思うのが、『これとっても素敵でしょう』って言って見せると、『こんなの良くないから』って言って、いつも値段を見てバッて戻ったりしてやったりとかするんですが」（恭子さん）
「最終的に私が着なかったりすると、シラッと自分が着て皆さんに『まあ、美香さんかわいらしい』とか『美香さんとっても素敵よ』とか言われて、今日着ているカラフルなものもそうなんですが、『こんなのおかしいでしょう』って私に言ったくせして、自分はすごく楽しくペラペラと着てるのがたくさんありますでしょう？」（恭子さん）
「私は別に普通に、お姉さんといるといろんな発見とか、いろんな気づきとかがいっぱいあるので、例えば髪型にしてもそうですし、ヘアカラーもそうですし、ファッションもそうですけど、今回このお洋服にしても（新しい発見がある）……」（美香さん）
「客観的に見て人から『素敵ですね』とか『今日はさらに素敵です』とか言われると嬉しいなと思いますもんね」（美香さん）
この話を受けて恭子さんは、改めてお便りの回答として以下のようにコメントをした。
「この方のご質問は、『美香さんはどうしてそうやって、自由に美しく（生きられるのか）』」（美香さん）
「だからそうやって、私が『いいと思わない？』って言ったものを『そんな派手なものは…』とかって言いながらシレッと着てたりするから美香さんはすごいのよ」（恭子さん）
「そうやっていろんな気づきとか、私が見えないものを色んな角度から教えてくれたりするので、そういったことを日々勉強しながらって言うんですかね？ わからないですが、観察しているととても毎日が楽しいので……」（美香さん）
最後は二人のこんなやりとりで回答が締めくくられた。
「でもね、美香さんが観ている恋愛的なドラマとか、映画とかは私は全然おもしろくないのよね。素朴な疑問として、そんなやりとりを、『何が面白いんだろうな』って、私本当にわからないんですよね。何かが欠けてるんでしょうね」（恭子さん）
「わからないです……はい」（美香さん）