叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
今回は、過去に配信されたエピソードから、リスナーより寄せられた《親友が約束の時間を守らない》という相談と、それについての叶姉妹の回答を紹介する。
お悩みの内容は、以下の通り。
《親友が約束の時間を守りません。学校やバイトの時間は遅刻しないのに遊びのときは必ずと言っていいほど2時間くらい遅れてきます》
《遅刻の理由を聞くと、毎回寝ていたと言います。私が不満に思っているのは、自分から遊びの約束をしておきながら、遅刻することと、軽く謝って遅刻を繰り返すことです》
《周りの人に相談すると、縁を切ればいいと言われますが、一緒にいる時間は楽しいし、話も合うのでなかなか本人にズバッと注意することもできずにいます》
《時間にルーズな人に対してのアドバイスをいただければ幸いです》
内容を聞いた恭子さんは、「時間にルーズな方は、相手との関係性によって変わる」と、自身の経験談を交えながら語った。
「時間にルーズな方って言ったって、その方はちゃんと分けてるわけじゃない。だから時間に遅れる人っていうのは、私も少しだけ耳が痛いけれど、時間に遅れる方はそういうことなのよ」
「どういうことかって言うと、2時間っていうのは、よくグッドルッキングガイたちが普通に2時間は待ってくれてるでしょう。その理由とか、『なんでそんな遅いの』って言われたこともない」
「その前までどんな顔してたかわからないけれど、私が階段を降りて会った時には笑顔で『今日もとても素敵だね』って」
「だから私はあなたのために今日はこんな感じで来たのよって言うと、『なんて素敵なんだ』って言ってくれるとなんか全然……時間ということに対してのこだわりが(なくなる)。それはあくまでもラバーとの関係上、だから私とラバーだけの関係上。でも、お仕事とかお仕事に対して遅れるのはとても良くないことでありますよね」
続けて恭子さんは、自身が以前してしまった遅刻について、この場で謝罪をした。
「私もたまにありますが、とっても反省しております。ここの場を借りて。理由がありますので……でも、いちいちその理由を言うのはとても見苦しいと私は思っておりますので。遅れて申し訳ございませんと」
恭子さんの謝罪を聞いた美香さんは「謝られたら向こうも感じ方が違うのでは」とフォローを入れる。しかし「そんなことないんじゃないの」と即答する恭子さん。
「相手の方も、『どうして』って向こうの方が聞かれる前に『ごめんなさいね、遅れて』って言ってくれたらまた違いますよね、気持ちが」(美香さん)
「そんなことないんじゃないの。だって、お友達同士で2時間毎回遅れてくるんでしょう? 私が言ってるのはラバーでしょう。だからそれは、もし彼らが嫌だったらもうこんなのやってらんないよって言って今後はもう会わなきゃいいわけじゃない」(恭子さん)
美香さんは「ローマ時間では1〜2時間遅れるのはよくあることだ」と例を出す。これについて恭子さんは「ローマ時間だと思えばいい」と提案した。
「でも、お友達で遊ぶ時間だから、海外とかだとローマ時間で1時間、2時間とか待たせたりとか、遅れてごめんねとかっていうのってしょっちゅうじゃないですか」
「いや、言わないよ。『遅れてごめんね』なんて。だからローマ時間だと思えばいいんじゃない」
さらに恭子さんは「自分も2時間遅れて行けばいいのでは」と助言し、続けてまさかのアドバイスを送った。これに対して苦笑いで応える美香さん。
「その方が約束した2時間後にその方も行っておけばいいのよ。もし、そのいつも遅れてくる方が『なんでこんな遅いの?』って言ったら、ひっぱたけばいいのよ」(恭子さん)
「そんなこと……それは(笑)。多分『あれ、おかしいなあ。いつもはこれぐらいの時間じゃない?』って言うことぐらいでいいんじゃないですか」(美香さん)
最後に恭子さんは以下のように締めくくり、回答を終えた。
「そうよ。ひっぱたくなんて暴力的よ。言ってみただけ」