叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、7月12日に配信された。
番組の中ではリスナーから寄せられた《マウント彼氏と良好な関係を築きたい》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。
お便りの内容は、以下の通り。
《自分の非を認めない、相手を理詰めで言い負かして自分が優位に立たないと気が済まないマウント彼氏と付き合っています。マウントされて悲しい気持ちと、それでも好きだから私が我慢すればいいという気持ちの狭間を行ったり来たりして悩んでいます》
《なんとか良好な関係を築いて長く一緒にいたいのですが、お付き合いをする上での理想的なパワーバランスなどありますでしょうか》
まず恭子さんは「理想的なパワーバランス」というワードについて疑問を呈する。
「みなさん違うから、理想的なっていうこと自体も、あとパワーバランスっていうこと自体も何なの、一体?」
これに対し美香さんは、「パワーバランスは愛があって成り立つもの」と意見を述べるが、恭子さんはそれを遮るように「そうとも限らない」と持論を語る。
「私の場合は、どちらかが強くあったとしても、それは愛があるから成り立っているのではないかと思うんですが……」(美香さん)
「そうとも限らないでしょ。愛があるから成り立ってるんじゃなくて、その方のように我慢してらっしゃるから成り立っている時もあるわけでしょ。だからお互いに愛し合っているからみたいな、そんなんじゃないんじゃないかしら」(恭子さん)
恭子さんは、試しにリスナーが思っていることをそのまま彼にぶつけてみたらどうか、とアドバイスする。
「例えば一度、別れても仕方ないというか、どうなっても仕方ないということを大前提に、彼にお話をしてみた方がいいわよね」
「ちょっとよろしいですか、って言って。『あなたはなんて心の狭い、ちっぽけな男性なんでしょうねって思いませんか?』って聞いてみたらいかがでしょう」
続けて、その反応次第で相手の本当の気持ちがわかるのではないか、とコメントする。
「そういう風に言うと、相手はどう思うか。『ああ、ずっとそんな風に思ってたんだ』って思うのか、すごいカーッてなっちゃうのか。相手の状況によっては単なる嫌がらせというか、憂さ晴らしでやってたのかとか。本当に心の狭い、自分が他の人にされてるから彼女にしてるとか。いろいろ分析できるのではないかしら」
「その時に『ええ?』ってなっちゃうんであれば、本当はそんなに彼女が思うほどひどいことを言ってやろうと思ってるわけではないんじゃないですか」
これについて美香さんは、恭子さんとグッドルッキングがい(ボーイフレンド)との関係性を例に見解を述べる。
「私がいつも思うのは、お姉さんがどんどん(要求を)言って、グッドルッキングガイがもっともっとトライしてくるから、お姉さんももっともっといろんなことを『させてあげる』じゃないですか」
「私からみたらすごい我慢してるんじゃないかなと思って聞いてみたら『何を言ってるんだい美香、僕は楽しいんだよ。僕が一番可愛がられてると思うんだ』とか、そういうことを自ずから言っているので」
「そういう風なことを見ているので、この場合はそのまま続けていると『もっともっと』ってなる可能性もあるし」
最後には恭子さんと美香さんのこんなやりとりでアドバイスが締めくくられた。
「もしかしたら彼女は我慢するのが好きなのかもしれないわよ」(恭子さん)
「でも、嫌だなというのもこの文章では伝わってくるので……」(美香さん)
「だから『なんとちっぽけな男性なんでしょう』と。そういう風に言ってみればいいんじゃないですか。単なる思いつきです」(恭子さん)